
▼今年も十カ所近い新設ヤードが予定されている。関東から東北にかけて目立つのは、ここ数年の板紙や家庭紙のマシン増設の動きと符号する。全国のヤード数は千九百カ所超に上るが、廃業閉鎖はこれまで数少ない。二年連続で回収量が減る中、将来的に問屋の過剰設備が深刻化する恐れがある。
▼ところで、余剰を埋める海外発のシェアリング・エコノミーのサービスが活況を呈している。代表的なのがAirbnb(宿泊サービス)やUber(格安配車サービス)。空き部屋や車両をWEB上のソーシャルメディアなどを通じて、貸し借りするというもの。サービスの提供者だけでなく利用者も相互に評価し合う仕組みが口コミ評価となって、両者の信頼関係を担保する。グレーゾーンのビジネスといわれたが、政府も規制緩和に動き出した。
▼危機感を募らす既存業界で、先手を打ったのがタクシー業界だ。最大手の日本交通が初乗り料金を四百十円に値下げする申請を行った。国土交通省が認可すれば来春にも実現する。訪日客の「ちょい乗り」利用を増やし、Uberに対抗する。シェアリング・エコノミーが大量消費・大量生産の従来型サービスと異なる市場を切り開き、既存業界の需給や価格設定を揺るがす影響力を持ち始めている。
2011年06月27日【安田金属】広島市廿日市市の工業団地に8施設を展開
鉄スクラップから総合リサイクル業に発展
2010年03月15日【2015年中国予測】生産量は1億4,000万トン、古紙消費量は1億トン
国内回収が7割に増加、輸入は頭打ち傾向
2016年08月29日【王子エコマテリアル㈱ 田口満社長インタビュー】
問屋など約400社から古紙調達
米国や大阪等に駐在し、現場主義培う
2018年05月14日【永野商店】
今年3月に北部工業団地事業所を開設
非鉄事業を開始、総合リサイクル企業へ
2009年11月16日【はまだ】阪南リサイクルセンター(尾崎製紙の構内)がオープンへ
機密書類をローコスト回収、パルパーで溶解
2018年12月10日
コラム「虎視」
ここ数年、明らかに新規の古紙ヤードの開設が減少した。古紙価格が史上最高値を更新しているにも関わらずである。その[...]
2018年12月10日
書評
ニューヨーク在住のエコノミストで、ニューズウィーク等のライターを務めたマルク・レビンソンが2007年に出版した[...]
2018年12月03日
コラム「虎視」
去る11月20日、東京で日中古紙セミナーが催された。約80名の製紙・古紙関係者を招聘し、中国の最新動向に関する[...]
2018年11月26日
コラム「虎視」
11月上旬と中旬に2回、中国を訪問した。11月上旬は、浙江省の山鷹紙業・嘉興工場を訪問後、福建省の廈門で行われ[...]