
去る11月20日、東京で日中古紙セミナーが催された。約80名の製紙・古紙関係者を招聘し、中国の最新動向に関する講義に多くの来場者が耳を傾けた。2020年末をもって輸入古紙をゼロにする方針にも話題が及んだ。現在まで政策変更はないが、輸入ゼロとするのはあくまで廃棄物であって、古紙は廃棄物ではないと解釈できるよう中国政府に働きかけている。
▼輸入古紙ゼロが現実味を帯びるかは、①中国の国内古紙の掘り起し、②段原紙や再生パルプなどの生産拠点の海外移転、③段ボールなど製品価格の転嫁の耐性がポイントになりそうだ。国内古紙の回収は過去5年間で毎年平均7%増加。今年1~9月までの速報値でも11%伸び、500万トン近く増えている。正味の回収率は74%と高いが、内陸部で掘り起しの余地があるという。
▼大手製紙メーカーを中心に、東南アジアや欧米で段原紙や再生パルプの生産拠点を構える動きも加速している。すでに、今年の段原紙の輸入量は倍増、再生パルプ輸入量も32倍まで増えている。ただ、繊維原料そのものは限られた中で、環境コストが上がり、紙・板紙は高価格時代に突入。その結果、エンドユーザーや消費者の負担が増している。
2011年06月27日【安田金属】広島市廿日市市の工業団地に8施設を展開
鉄スクラップから総合リサイクル業に発展
2008年02月11日【千葉県の古紙回収】
25万7千トンを回収、集団回収と分別収集で折半
首都圏では最も家庭ごみ有料化進み、半数の市で実施へ
2018年07月02日【中国・上海の 古紙ヤード】
月間6000㌧を扱い、華東地区へ供給
老舗業者の1つ、上海には約400社
2006年05月08日【容器包装リサイクル】
今年度のPETボトルの落札価格、遂に有償に
平成12年のスタート時に比べて、紙とPETは暴落
高止まりのプラスチック、競争原理働かず
2017年01月09日【古紙市況】
2カ月間で約5円手取り上昇
円安進み、ドル価騰勢で
2018年12月10日
コラム「虎視」
ここ数年、明らかに新規の古紙ヤードの開設が減少した。古紙価格が史上最高値を更新しているにも関わらずである。その[...]
2018年12月10日
書評
ニューヨーク在住のエコノミストで、ニューズウィーク等のライターを務めたマルク・レビンソンが2007年に出版した[...]
2018年12月03日
コラム「虎視」
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2018年11月26日
コラム「虎視」
11月上旬と中旬に2回、中国を訪問した。11月上旬は、浙江省の山鷹紙業・嘉興工場を訪問後、福建省の廈門で行われ[...]