
▼中国の古紙貿易はタイや台湾などと違って相手(製紙メーカー)の顔がみえにくい。間に外貿公司(貿易会社)が介在しているケースが多いからだ。中国の製紙の大手企業はまだ一握りで、大半は中小零細企業であるため、製紙に代わって貿易会社が金融と保管の機能を果たしている。段原紙や白板紙の分野で年産100万トンを超える大手企業が登場してきたが(例えばナインドラゴンやリー&マン)、これらのメーカーが日本からまだ本格的に古紙を購入していないことも、顔が見えにく理由のひとつだ。
▼貿易会社には3つのタイプがある。①完全なブローカー②輸入基地を持ち在庫販売ができる③輸入基地は持たないが営業倉庫を利用して古紙をストックしている。②と③は古紙の市況の影響を受け、リスクが大きい。①はリスクが少ないが、安定供給が難しい。
▼遙かな過去?になってしまったが、日本も古紙の輸入時代があった。ある時、欧州からの段ボール古紙(OCC)が大阪港に到着したので、コンテナの中身を見学に行ったことがある。日本の古紙が不足し、緊急輸入された頃の話だ。そういえば日本でも古紙輸入は商社が中心になって行っており、製紙メーカーが直接欧米から買い付けるということは少なかった。
2011年06月27日【安田金属】広島市廿日市市の工業団地に8施設を展開
鉄スクラップから総合リサイクル業に発展
2010年03月15日【2015年中国予測】生産量は1億4,000万トン、古紙消費量は1億トン
国内回収が7割に増加、輸入は頭打ち傾向
2016年08月29日【王子エコマテリアル㈱ 田口満社長インタビュー】
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米国や大阪等に駐在し、現場主義培う
2018年05月14日【永野商店】
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非鉄事業を開始、総合リサイクル企業へ
2009年11月16日【はまだ】阪南リサイクルセンター(尾崎製紙の構内)がオープンへ
機密書類をローコスト回収、パルパーで溶解
2018年12月10日
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ここ数年、明らかに新規の古紙ヤードの開設が減少した。古紙価格が史上最高値を更新しているにも関わらずである。その[...]
2018年12月10日
書評
ニューヨーク在住のエコノミストで、ニューズウィーク等のライターを務めたマルク・レビンソンが2007年に出版した[...]
2018年12月03日
コラム「虎視」
去る11月20日、東京で日中古紙セミナーが催された。約80名の製紙・古紙関係者を招聘し、中国の最新動向に関する[...]
2018年11月26日
コラム「虎視」
11月上旬と中旬に2回、中国を訪問した。11月上旬は、浙江省の山鷹紙業・嘉興工場を訪問後、福建省の廈門で行われ[...]