
▼世界中で最も商売に熱心なのは中国人である。行動力があり、度胸があり、リスクヘッジに長け、引き際も早い。これを言い換えるなら、商売に関しての嗅覚が非常に鋭く、しがらみもなく、失敗を顧みず、あくまでも利益を優先し、儲からなければすぐに辞める。これは世界共通の商売の秘訣だと思うが、中国人はとにかく引き際が早い。
▼以前、中国で廃プラ工場を立ち上げた日本法人の社長にインタビューをした。洋服の縫製工場に留学生として来ていた中国人が、帰国後に「日本のごみを中国に持っていけば、ものすごく儲かるらしい!」と日本の縫製工場の社長に持ちかけ、やがて2人はビジネスパートナーとして中国で廃プラのリサイクル工場を立ち上げる。まさにチャイニーズドリームである。
▼その一方で、数年前から廃プラのリサイクル事業から撤退するケースも増えていた。特に2013年のグリーンフェンスの制定以後、廃プラ事業者や輸入廃棄物事業者への締め付けが厳しくなった。選別における安い人件費と豊富な廃プラ原料需要を背景に、中国は世界一の廃プラ大国となったが、それも過去の話。世界一の商売人は、これから儲かりそうな商売の目星を、すでに付けているかもしれない。
2011年06月27日【安田金属】広島市廿日市市の工業団地に8施設を展開
鉄スクラップから総合リサイクル業に発展
2008年02月11日【千葉県の古紙回収】
25万7千トンを回収、集団回収と分別収集で折半
首都圏では最も家庭ごみ有料化進み、半数の市で実施へ
2016年02月15日【古布】
昨年の輸出が過去最多の二十六万㌧
マレーシア牽引、輸出価格は弱含み
2006年05月08日【容器包装リサイクル】
今年度のPETボトルの落札価格、遂に有償に
平成12年のスタート時に比べて、紙とPETは暴落
高止まりのプラスチック、競争原理働かず
2018年07月02日【中国による古紙輸入規制の半年を振り返る】
輸入規制の強化から半年、米国品が狙い撃ち
大手に輸入ライセンス集中も再生パルプに照準
2018年12月10日
コラム「虎視」
ここ数年、明らかに新規の古紙ヤードの開設が減少した。古紙価格が史上最高値を更新しているにも関わらずである。その[...]
2018年12月10日
書評
ニューヨーク在住のエコノミストで、ニューズウィーク等のライターを務めたマルク・レビンソンが2007年に出版した[...]
2018年12月03日
コラム「虎視」
去る11月20日、東京で日中古紙セミナーが催された。約80名の製紙・古紙関係者を招聘し、中国の最新動向に関する[...]
2018年11月26日
コラム「虎視」
11月上旬と中旬に2回、中国を訪問した。11月上旬は、浙江省の山鷹紙業・嘉興工場を訪問後、福建省の廈門で行われ[...]