
▼一昨年前の大統領選挙戦中、トランプ氏が公言したのが「中国製品に45%の関税をかける」というものだった。3千億ドル超もの対中貿易赤字を抱える米国は、この是正に狙いを定めたわけだが、大統領就任から1年を経て、逆に赤字額は一割ほど膨らんだ。むしろ米国が保護主義の色彩を強めたことで、中国など他国からの反発が強まった。
▼「仮に貿易戦争が起きれば、中国が再生資源の輸入を禁止する可能性がある」。ちょうど一年前の2月、米国西海岸を訪れた際、米2位の輸出商社であるラリソン・インターナショナルの代表が語っていた。それが現実化したわけで、中国側の報復カードとも取れなくもない。米国の輸出額で大きいのは航空機や電気機器であるが、輸出の2~3割のコンテナを使うのが古紙など再生資源なのである。
▼世界の古紙輸入量の五割を占める中国が輸入を止めれば、瞬く間に先進諸国は古紙で溢れ返る。米国のISRI(米国再生資源協会)や欧州のBIR(国際再生資源連盟)は、中国のこうした強硬な禁止措置に異を唱え、再三に渡り文書で質問書を送付しているが、中国側からの明確な回答はない。中国側に毅然と対応しつつ、リサイクル率をいかに維持させるか、難しい課題に直面している。
2016年10月31日【輸出価格】
米国OCCは二一二ドルまで上昇
日本品は三品とも二〇〇ドル台に
2011年12月05日【紙向け古紙消費】
消費を牽引した紙向け、4年連続でマイナスへ
過去3年で100万トン減、今年も60万トン減か
今後は板紙向けが古紙消費の牽引役になる
2009年04月20日古紙問屋大手3社(大本紙料、宮崎、北海紙管)が業務提携を結ぶ
狙いは経営基盤の強化ときめ細かいサービス
回収エリアは北海道から九州まで網羅
2006年09月18日【SCAパッケージング】
外装ライナーの坪量(1㎡当たりの重量)は105~180グラム
日本に比べて欧州での薄物化、急速に普及へ
2016年09月05日【月別の需給ギャップ】
回収は四月、消費は十月がピーク
需給が緩む上半期は輸出量が増加
2018年12月10日
コラム「虎視」
ここ数年、明らかに新規の古紙ヤードの開設が減少した。古紙価格が史上最高値を更新しているにも関わらずである。その[...]
2018年12月10日
書評
ニューヨーク在住のエコノミストで、ニューズウィーク等のライターを務めたマルク・レビンソンが2007年に出版した[...]
2018年12月03日
コラム「虎視」
去る11月20日、東京で日中古紙セミナーが催された。約80名の製紙・古紙関係者を招聘し、中国の最新動向に関する[...]
2018年11月26日
コラム「虎視」
11月上旬と中旬に2回、中国を訪問した。11月上旬は、浙江省の山鷹紙業・嘉興工場を訪問後、福建省の廈門で行われ[...]