
▼自治体における古紙の分別収集(行政回収)の普及は①抜き取り行為②入札制による高値入札-問題をクローズアップさせるようになった。分別収集を実施している自治体は、集団回収にも助成しているケースが多い。助成は支出だが、入札による売却は収入。この影響を考えてみたい。
▼ところで国内価格を振り返ると、雑誌や段ボール価格はいまだ一桁価格だし、新聞は辛うじて10円、いずれも店頭価格。一方、問屋の仕入れ価格(持ち込み)は雑誌で2~3円、段ボールで4円~5円。新聞で5円前後。集団回収の場合、業者はステーションに出されたものを引き取らなければならないから仕切り価格はこれより安い。つまり雑誌はゼロに近いし、新聞、段ボールも数円の有価。こうした低価格水準にあるので、全国の自治体は集団回収システムを維持するために助成してきた。
▼ところが分別収集をてがけ、入札制にすると国内価格と同じレベルで売れるケースが出てきた。①輸出価格の上昇②古紙問屋同士の過当競争-が背景にあるとはいえ、驚いたのは自治体だろう。予想もしなかった売却代金が入ってくれば、集団回収への助成を止め、分別収集を充実し(回数を増やす)集約したいと考える自治体が出てくるかも。
2011年06月27日【安田金属】広島市廿日市市の工業団地に8施設を展開
鉄スクラップから総合リサイクル業に発展
2010年03月15日【2015年中国予測】生産量は1億4,000万トン、古紙消費量は1億トン
国内回収が7割に増加、輸入は頭打ち傾向
2016年08月29日【王子エコマテリアル㈱ 田口満社長インタビュー】
問屋など約400社から古紙調達
米国や大阪等に駐在し、現場主義培う
2018年05月14日【永野商店】
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非鉄事業を開始、総合リサイクル企業へ
2009年11月16日【はまだ】阪南リサイクルセンター(尾崎製紙の構内)がオープンへ
機密書類をローコスト回収、パルパーで溶解
2018年12月10日
コラム「虎視」
ここ数年、明らかに新規の古紙ヤードの開設が減少した。古紙価格が史上最高値を更新しているにも関わらずである。その[...]
2018年12月10日
書評
ニューヨーク在住のエコノミストで、ニューズウィーク等のライターを務めたマルク・レビンソンが2007年に出版した[...]
2018年12月03日
コラム「虎視」
去る11月20日、東京で日中古紙セミナーが催された。約80名の製紙・古紙関係者を招聘し、中国の最新動向に関する[...]
2018年11月26日
コラム「虎視」
11月上旬と中旬に2回、中国を訪問した。11月上旬は、浙江省の山鷹紙業・嘉興工場を訪問後、福建省の廈門で行われ[...]