
▼裾物三品といえば段ボール、新聞、雑誌を指す。この三品が古紙消費全体の84%を占め、主要三品でもある。価格はというと1970年代から80年代にかけては段ボールが上位だった。90年代に入ると段ボールと新聞の上位がめまぐるしく入れ替わる。2000年代になると新聞上位が定着し、段ボールが新聞価格を上回ることがなくなった。
▼一方、輸出価格においても、かっては相場を牽引する主役は段ボールだった。段ボールの上昇につられて新聞、雑誌が値上がりしたものだった。ところが今回新聞と雑誌の輸出価格の上昇に対して、段ボールが独り蚊帳の外に置かれている。国内のみならず輸出においても段ボール上位の時代が終わったのだろうか。
▼輸出といえば雑誌と段ボールの価格が逆転し、雑誌が問屋手取りで1円も高くなった。段ボールが新聞だけでなく雑誌にも追い抜かれた。これは国内価格ではありえない現象である。というのも日本では段ボール原紙メーカーが大量に雑誌を使用している。昨年の雑誌の国内消費量は266万トンだが、段原紙が100万トンを消費。段ボールの代替で安い雑誌を使用しているので、価格が逆転すれば段ボールにシフトするからである。ともあれ、三品の価格体系が変わった!
2016年01月18日【PETボトルリサイクル】
回収量・回収率ともに依然増加傾向が続く
落札単価は二五円(上期)から三八円(下期)に上昇
2018年06月04日【古紙・廃プラ 輸出動向】
東南アジアの港湾混雑が深刻化
ベトナム南部の港で6月から荷受停止へ
2011年02月21日【中国の古紙輸入量】製紙産業の成長以降、初めてのマイナス
欧州勢が軒並み減少、今年は増加の予測
2008年08月25日【石川県の古紙回収】
回収量低く、ごみ有料化で掘り起こし期待
【富山県の古紙回収】
集団回収が76%、分別収集は随契が主流
2008年07月28日【東日本の古紙回収】
全国の回収量のほぼ半分を占める
北海道、圧倒的に集団回収に依存
新聞のネットの回収率は84%(本紙推定)
2018年12月10日
コラム「虎視」
ここ数年、明らかに新規の古紙ヤードの開設が減少した。古紙価格が史上最高値を更新しているにも関わらずである。その[...]
2018年12月10日
書評
ニューヨーク在住のエコノミストで、ニューズウィーク等のライターを務めたマルク・レビンソンが2007年に出版した[...]
2018年12月03日
コラム「虎視」
去る11月20日、東京で日中古紙セミナーが催された。約80名の製紙・古紙関係者を招聘し、中国の最新動向に関する[...]
2018年11月26日
コラム「虎視」
11月上旬と中旬に2回、中国を訪問した。11月上旬は、浙江省の山鷹紙業・嘉興工場を訪問後、福建省の廈門で行われ[...]