
▼日本にはベーラーを持つ古紙ヤード(回収基地)が1,600ヵ所近くあるが、自治体の焼却施設も全国に1,500ヵ所足らずあるという。日本は焼却天国で、同施設数は米国148、ドイツ53、カナダ17で、日本がダントツ。欧米はごみを焼却するより、直接埋立してきたことにもよる。
▼この焼却施設だが、90年代後半のダイオキシン特需による改造と大型化が進み、近年はごみの排出量を大幅に上回る焼却能力を持つ自治体が増えた。90年代前半まではごみの排出量に多さに対して、焼却能力不足が指摘された。それが能力増とバブル崩壊によるごみ量の減少から、焼却施設が遊ぶ(稼働率が大幅に低下する)ことを恐れる自治体が増えている。
▼つまり自治体はごみを積極的に減らしたいという顔と、ごみが減っては困るという顔を持つ。どちらが本当の顔かというのを、焼却能力のギャップから各自治体を判断せざるをえないのでないか。全国のごみ(一廃)処理事業経費の総額は2兆4,000万円。ごみ量は5,100万トンだから、キロ当たりの処理費用は47円かかっている(これにはし尿処理費用も含まれているが)。一方、古紙の総売上げは3,000億円に達せず、回収量は2,300万トン。やはりごみ処理費用は高い!
2016年01月18日【PETボトルリサイクル】
回収量・回収率ともに依然増加傾向が続く
落札単価は二五円(上期)から三八円(下期)に上昇
2018年06月04日【古紙・廃プラ 輸出動向】
東南アジアの港湾混雑が深刻化
ベトナム南部の港で6月から荷受停止へ
2011年02月21日【中国の古紙輸入量】製紙産業の成長以降、初めてのマイナス
欧州勢が軒並み減少、今年は増加の予測
2008年08月25日【石川県の古紙回収】
回収量低く、ごみ有料化で掘り起こし期待
【富山県の古紙回収】
集団回収が76%、分別収集は随契が主流
2008年07月28日【東日本の古紙回収】
全国の回収量のほぼ半分を占める
北海道、圧倒的に集団回収に依存
新聞のネットの回収率は84%(本紙推定)
2018年12月10日
コラム「虎視」
ここ数年、明らかに新規の古紙ヤードの開設が減少した。古紙価格が史上最高値を更新しているにも関わらずである。その[...]
2018年12月10日
書評
ニューヨーク在住のエコノミストで、ニューズウィーク等のライターを務めたマルク・レビンソンが2007年に出版した[...]
2018年12月03日
コラム「虎視」
去る11月20日、東京で日中古紙セミナーが催された。約80名の製紙・古紙関係者を招聘し、中国の最新動向に関する[...]
2018年11月26日
コラム「虎視」
11月上旬と中旬に2回、中国を訪問した。11月上旬は、浙江省の山鷹紙業・嘉興工場を訪問後、福建省の廈門で行われ[...]