
▼学乳紙パックのことを調べていたら、紙コップのリサイクルも気になりだした。東缶興業のホームページをみていると、紙コップは自販機やファーストフードなどの飲料用として、またアイスクリームなどの食品用容器として利用されており、国内では年間に約150億個が生産されているとあった。6割が飲料用で残る4割が食品用である。東缶が紙コップ製品で5割強のシェアを持つことも知った。
▼では製品に使用されるカップ原紙の生産量はどれくらいか。王子特殊紙によると、月間の生産量は約7,000トンで、日本製紙が過半のシェアを持ち、残りを王子特殊紙、東京製紙、中越パルプ工業の3社が分け合っているという。年間生産量は8万5,000トン程度。
▼工場損紙、学乳、店頭回収、集団回収、行政回収といろんな回収ルートを持つ紙パックですら回収率が36%と低水準にとどまる。家庭から排出される紙コップの一部は容リ法によって紙製容器包装として集められているが、集める自治体は名古屋市などに限られる。愛知県の石川マテリアルが飲料メーカーが持ち込む紙コップをリサイクルしていたが、こうした業務用も大半はごみとして捨てられている。このため紙コップの回収率は紙パックをさらに下回るのでないだろうか。
2008年08月25日【石川県の古紙回収】
回収量低く、ごみ有料化で掘り起こし期待
【富山県の古紙回収】
集団回収が76%、分別収集は随契が主流
2008年07月28日【東日本の古紙回収】
全国の回収量のほぼ半分を占める
北海道、圧倒的に集団回収に依存
新聞のネットの回収率は84%(本紙推定)
2018年11月05日【中国向けの輸出価格】
未曽有の超高値圏へ突入
ライセンス切替時が節目か
2016年01月18日【PETボトルリサイクル】
回収量・回収率ともに依然増加傾向が続く
落札単価は二五円(上期)から三八円(下期)に上昇
2018年06月04日【古紙・廃プラ 輸出動向】
東南アジアの港湾混雑が深刻化
ベトナム南部の港で6月から荷受停止へ
2018年12月10日
コラム「虎視」
ここ数年、明らかに新規の古紙ヤードの開設が減少した。古紙価格が史上最高値を更新しているにも関わらずである。その[...]
2018年12月10日
書評
ニューヨーク在住のエコノミストで、ニューズウィーク等のライターを務めたマルク・レビンソンが2007年に出版した[...]
2018年12月03日
コラム「虎視」
去る11月20日、東京で日中古紙セミナーが催された。約80名の製紙・古紙関係者を招聘し、中国の最新動向に関する[...]
2018年11月26日
コラム「虎視」
11月上旬と中旬に2回、中国を訪問した。11月上旬は、浙江省の山鷹紙業・嘉興工場を訪問後、福建省の廈門で行われ[...]