
▼この2年間に国内メーカーの主要3品の古紙購入価格は平均してキロ当たり10円値上がりしている。年間100万トンの古紙を購入するメーカーにとって10円アップは100億円のコストアップにつながる。プレミアム価格は2階建て、3階建ての構造になっているが、三階建ての価格(段ボールでいえばキロ22円、問屋店頭)が実勢相場といえるだろう。国内価格を左右してきたのが輸出価格である。
▼ドルベースの輸出価格は現在、段ボールでみるとCIFトン255ドルで横ばい。為替が3月時点は1ドル106円前後だったが、現在は100円を割り込んでいる。為替が円高に進行した分だけ問屋手取りが減少する。仮に95円まで円高が進むと、ドルベースが同じでも手取りは10%も減少することに。
▼商社筋によると、4月からコンテナへの過積載が厳しくなり、40フィートコンテナに古紙20トンしか積めなくもよう。これまでは24トン前後積んでいた。およそ2割の過積載していたがこれができないとなると、輸出経費のアップにつながる。ドルベースが上昇しない限り、円高と流通経費の上昇というダブルパンチになり、問屋の手取りはかなり減少しそうだ。4月の中部や関東商組の入札の動向をみたい。
2016年10月31日【輸出価格】
米国OCCは二一二ドルまで上昇
日本品は三品とも二〇〇ドル台に
2011年12月05日【紙向け古紙消費】
消費を牽引した紙向け、4年連続でマイナスへ
過去3年で100万トン減、今年も60万トン減か
今後は板紙向けが古紙消費の牽引役になる
2009年04月20日古紙問屋大手3社(大本紙料、宮崎、北海紙管)が業務提携を結ぶ
狙いは経営基盤の強化ときめ細かいサービス
回収エリアは北海道から九州まで網羅
2006年09月18日【SCAパッケージング】
外装ライナーの坪量(1㎡当たりの重量)は105~180グラム
日本に比べて欧州での薄物化、急速に普及へ
2016年09月05日【月別の需給ギャップ】
回収は四月、消費は十月がピーク
需給が緩む上半期は輸出量が増加
2018年12月10日
コラム「虎視」
ここ数年、明らかに新規の古紙ヤードの開設が減少した。古紙価格が史上最高値を更新しているにも関わらずである。その[...]
2018年12月10日
書評
ニューヨーク在住のエコノミストで、ニューズウィーク等のライターを務めたマルク・レビンソンが2007年に出版した[...]
2018年12月03日
コラム「虎視」
去る11月20日、東京で日中古紙セミナーが催された。約80名の製紙・古紙関係者を招聘し、中国の最新動向に関する[...]
2018年11月26日
コラム「虎視」
11月上旬と中旬に2回、中国を訪問した。11月上旬は、浙江省の山鷹紙業・嘉興工場を訪問後、福建省の廈門で行われ[...]