
▼発生物である古紙など資源物は、廃棄までに一定の期間があり、家庭が倉庫機能の一端を担っているともいえる。この家庭での片付け術を指南したコンマリこと近藤麻理恵著の「人生がときめく片付けの魔法」が世界中で大ヒット。三十四カ国で出版され、発行部数は累計三百四十万部を突破した。この方法がユニークなのは「ときめき」を判断基準にしているところだ。
▼古紙に関連するところを引いてみよう。本棚にある本は一度すべて床に並べた上で、「積み上げた本を一冊一冊手にとって、残すか捨てるか判断」。その基準は、「触ったときにときめくか」で決して中身を読まない。「いつか読むつもりのいつかは永遠に来ない」と畳み掛ける。書類に関しては、「全捨てが基本でまったく問題なし」と一刀両断。日本中で「ときめき」が消えれば、おそらく古紙の発生は急増するだろう。
▼家庭内で分別排出が徹底されているのは日本だけで、他の先進国ではシングルストリーム(混載収集)が主流。金銭的インセンティブがあるわけでなく、こうした分別回収の成否は、同書が指摘するようなマインド面が大きい。日本発の片付け術がウケたように、日本式の分別リサイクルの妙技も、他国の関心を惹く可能性を秘めている。
2016年10月31日【輸出価格】
米国OCCは二一二ドルまで上昇
日本品は三品とも二〇〇ドル台に
2012年04月02日【米国の古紙】
昨年2,100万トンを輸出し、最多記録を更新
中国向けは68%、日本品との価格差拡がる
2009年10月05日【フジゲン】本格的な蛍光管リサイクル専用工場をオープン
ガラスtoガラス(パナソニック)でマテリアルリサイクル
2007年05月07日【ヤード業者】
企業数(大半は古紙専業者)は全国で1,100社足らず
ヤード数は1,600ヵ所を超える(関東地区に三割が集中)
今年もすでに9ヵ所で新ヤードが開設
2005年10月31日【北海紙管】
逝江省平湖市の紙管工場(05年3月営業運転)で開所式
工場敷地内に古紙・廃プラのヤードを建設
平湖市の営業許可を取得、12月にもオープン
2018年12月10日
コラム「虎視」
ここ数年、明らかに新規の古紙ヤードの開設が減少した。古紙価格が史上最高値を更新しているにも関わらずである。その[...]
2018年12月10日
書評
ニューヨーク在住のエコノミストで、ニューズウィーク等のライターを務めたマルク・レビンソンが2007年に出版した[...]
2018年12月03日
コラム「虎視」
去る11月20日、東京で日中古紙セミナーが催された。約80名の製紙・古紙関係者を招聘し、中国の最新動向に関する[...]
2018年11月26日
コラム「虎視」
11月上旬と中旬に2回、中国を訪問した。11月上旬は、浙江省の山鷹紙業・嘉興工場を訪問後、福建省の廈門で行われ[...]