
▼発生物である古紙など資源物は、廃棄までに一定の期間があり、家庭が倉庫機能の一端を担っているともいえる。この家庭での片付け術を指南したコンマリこと近藤麻理恵著の「人生がときめく片付けの魔法」が世界中で大ヒット。三十四カ国で出版され、発行部数は累計三百四十万部を突破した。この方法がユニークなのは「ときめき」を判断基準にしているところだ。
▼古紙に関連するところを引いてみよう。本棚にある本は一度すべて床に並べた上で、「積み上げた本を一冊一冊手にとって、残すか捨てるか判断」。その基準は、「触ったときにときめくか」で決して中身を読まない。「いつか読むつもりのいつかは永遠に来ない」と畳み掛ける。書類に関しては、「全捨てが基本でまったく問題なし」と一刀両断。日本中で「ときめき」が消えれば、おそらく古紙の発生は急増するだろう。
▼家庭内で分別排出が徹底されているのは日本だけで、他の先進国ではシングルストリーム(混載収集)が主流。金銭的インセンティブがあるわけでなく、こうした分別回収の成否は、同書が指摘するようなマインド面が大きい。日本発の片付け術がウケたように、日本式の分別リサイクルの妙技も、他国の関心を惹く可能性を秘めている。
2011年06月27日【安田金属】広島市廿日市市の工業団地に8施設を展開
鉄スクラップから総合リサイクル業に発展
2008年02月11日【千葉県の古紙回収】
25万7千トンを回収、集団回収と分別収集で折半
首都圏では最も家庭ごみ有料化進み、半数の市で実施へ
2016年02月15日【古布】
昨年の輸出が過去最多の二十六万㌧
マレーシア牽引、輸出価格は弱含み
2006年05月08日【容器包装リサイクル】
今年度のPETボトルの落札価格、遂に有償に
平成12年のスタート時に比べて、紙とPETは暴落
高止まりのプラスチック、競争原理働かず
2018年07月02日【中国による古紙輸入規制の半年を振り返る】
輸入規制の強化から半年、米国品が狙い撃ち
大手に輸入ライセンス集中も再生パルプに照準
2018年12月10日
コラム「虎視」
ここ数年、明らかに新規の古紙ヤードの開設が減少した。古紙価格が史上最高値を更新しているにも関わらずである。その[...]
2018年12月10日
書評
ニューヨーク在住のエコノミストで、ニューズウィーク等のライターを務めたマルク・レビンソンが2007年に出版した[...]
2018年12月03日
コラム「虎視」
去る11月20日、東京で日中古紙セミナーが催された。約80名の製紙・古紙関係者を招聘し、中国の最新動向に関する[...]
2018年11月26日
コラム「虎視」
11月上旬と中旬に2回、中国を訪問した。11月上旬は、浙江省の山鷹紙業・嘉興工場を訪問後、福建省の廈門で行われ[...]