
▼経済と環境は常に利益相反の関係にあって、いかに両立するかは人類共通の課題。言うまでもなく、リサイクルは両者に利点があるため、社会システムに組み込まれ普及した。国の政策や企業経営でも、どちらかを優先すれば、どちらかが犠牲になることが多々ある。今回の独フォルクスワーゲン社のような法令違反はもっての他として。
▼容リ法の見直し論議が、昨年九月の審議会開催を最後に中断している。すでに見直し指定年度の二〇一三年から一年半が経過。改正の方向性も定まらず、宙に浮いた状態が続いている。同法は経産省、環境省、農水省が所轄するため、利害がやや複雑に絡む。省庁間の調整が折り合わないことが、遅滞の背景にあるようだ。ときの政権はどちらかというと経済寄りで、環境側はいささか分が悪いようにも映る。
▼経産省では、来年四月の機構改革で「紙業服飾品課」が統合され、紙を冠した部門が消滅する。紙業課から始まり、生活文化用品や服飾品などと融合して、あげく他の産業素材との統合。「BtoB製品群」か「BtoC製品群」のいずれかに分類されるそうだが、紙は両方にまたがる。生活の隅々に行きわたりながらも、基幹産業の役目は終えつつあるのかも知れない。
2016年10月31日【輸出価格】
米国OCCは二一二ドルまで上昇
日本品は三品とも二〇〇ドル台に
2013年08月31日【大阪市】初の全域入札を実施、平均単価13円モデル収集は予定量の4分の1と低調
2010年03月01日【19大都市の古紙回収】集団回収が73%を占め、分別収集はわずか27%
堺市が最も多く、集団回収だけで67キロ(1人あたり年間回収量)
2008年03月24日【サイダーン】
機密書類の出張細断車をKYB(油圧機器メーカー)が開発
内蔵ドラムと開閉式テールゲートで自働排出
2006年05月08日【容器包装リサイクル】
今年度のPETボトルの落札価格、遂に有償に
平成12年のスタート時に比べて、紙とPETは暴落
高止まりのプラスチック、競争原理働かず
2018年12月10日
コラム「虎視」
ここ数年、明らかに新規の古紙ヤードの開設が減少した。古紙価格が史上最高値を更新しているにも関わらずである。その[...]
2018年12月10日
書評
ニューヨーク在住のエコノミストで、ニューズウィーク等のライターを務めたマルク・レビンソンが2007年に出版した[...]
2018年12月03日
コラム「虎視」
去る11月20日、東京で日中古紙セミナーが催された。約80名の製紙・古紙関係者を招聘し、中国の最新動向に関する[...]
2018年11月26日
コラム「虎視」
11月上旬と中旬に2回、中国を訪問した。11月上旬は、浙江省の山鷹紙業・嘉興工場を訪問後、福建省の廈門で行われ[...]