
▼容器包装リサイクル法に基づいて、リサイクルに精を出せば出すほど財政負担が増える、これを名古屋市は資源化貧乏と表現しているが、言い得て妙である。名古屋市がリサイクルに熱心なのは、新たに埋立処分場が作れなくなり、ごみ非常事態宣言を出したことがきっかけ。せっぱ詰まったことが背景にあるものの、自治体の資源化貧乏を国は放置していいのだろうか。
▼資源物の分別収集に熱心に取り組めば、ごみが減って処理費用も減るというのであれば、他の自治体も名古屋市を見習って積極的に取り組むだろう。そのためには分別収集にかかる費用を、容リ協会が補填する(実際の負担は事業者だが)というような仕組みが必要だ。しかし現行の容リ法は自治体にとって冷たい。
▼容リ協会は容器メーカーなど特定事業者からリサイクル費用を徴収しているものの、この費用は再商品化事業者に回るだけ。もっともコストがかかる自治体には回らない。しかも、分別収集をやるやらないは義務ではなく自治体の裁量であれば、埋立処分場に余裕のある自治体は本音のところではやりたくないだろう。改正容リ法で、自治体が分別収集をやりたくなるような仕組みを作ることができるのかどうか。大胆な改革は余り期待できない?
2008年08月25日【石川県の古紙回収】
回収量低く、ごみ有料化で掘り起こし期待
【富山県の古紙回収】
集団回収が76%、分別収集は随契が主流
2008年07月28日【東日本の古紙回収】
全国の回収量のほぼ半分を占める
北海道、圧倒的に集団回収に依存
新聞のネットの回収率は84%(本紙推定)
2018年11月05日【中国向けの輸出価格】
未曽有の超高値圏へ突入
ライセンス切替時が節目か
2016年01月18日【PETボトルリサイクル】
回収量・回収率ともに依然増加傾向が続く
落札単価は二五円(上期)から三八円(下期)に上昇
2018年06月04日【古紙・廃プラ 輸出動向】
東南アジアの港湾混雑が深刻化
ベトナム南部の港で6月から荷受停止へ
2018年12月10日
コラム「虎視」
ここ数年、明らかに新規の古紙ヤードの開設が減少した。古紙価格が史上最高値を更新しているにも関わらずである。その[...]
2018年12月10日
書評
ニューヨーク在住のエコノミストで、ニューズウィーク等のライターを務めたマルク・レビンソンが2007年に出版した[...]
2018年12月03日
コラム「虎視」
去る11月20日、東京で日中古紙セミナーが催された。約80名の製紙・古紙関係者を招聘し、中国の最新動向に関する[...]
2018年11月26日
コラム「虎視」
11月上旬と中旬に2回、中国を訪問した。11月上旬は、浙江省の山鷹紙業・嘉興工場を訪問後、福建省の廈門で行われ[...]