
▼石炭に代わる代替燃料として廃プラの有効利用が進んでいるが、この分野ではセメント、鉄鋼業界が先発で、製紙業界は後発といえる。セメントはとくに廃プラを焼却したあとの灰も原料として利用できるため、二次処理の問題がない。このため後発の製紙業界は廃プラと紙ごみを混ぜて固形化した燃料、つまりRPFを利用することで先発業界との差別化を図りつつある。
▼製紙向けの需要増大から全国各地でRPF設備が続々と立ち上がってきているが、原料が集まるのかどうか危惧もされている。というのも、排出される廃プラの55%がすでに有効利用されており(02年段階で542万トン)、サーマル、ケミカル、材料の各種用途に加えて輸出も著増しているからだ。03年の輸出はついに68万トンに達し、この9割が中国、香港向けに輸出された。今春中国向けの輸出が禁止されて以来、香港に殺到していることはすでに報じた。
▼有効利用のうちサーマル用途がもっとも多く、364万トンを占めるが、RPF向けは32万トンにすぎず、サーマル用途の主流からはまだほど遠い。①RPF設備のイニシャルコストが高い(設備費が高い)②RPFの売価はキロ2、3円と安いーなどもネックとなっている。
2016年10月31日【輸出価格】
米国OCCは二一二ドルまで上昇
日本品は三品とも二〇〇ドル台に
2011年12月05日【紙向け古紙消費】
消費を牽引した紙向け、4年連続でマイナスへ
過去3年で100万トン減、今年も60万トン減か
今後は板紙向けが古紙消費の牽引役になる
2009年04月20日古紙問屋大手3社(大本紙料、宮崎、北海紙管)が業務提携を結ぶ
狙いは経営基盤の強化ときめ細かいサービス
回収エリアは北海道から九州まで網羅
2006年09月18日【SCAパッケージング】
外装ライナーの坪量(1㎡当たりの重量)は105~180グラム
日本に比べて欧州での薄物化、急速に普及へ
2016年09月05日【月別の需給ギャップ】
回収は四月、消費は十月がピーク
需給が緩む上半期は輸出量が増加
2018年12月10日
コラム「虎視」
ここ数年、明らかに新規の古紙ヤードの開設が減少した。古紙価格が史上最高値を更新しているにも関わらずである。その[...]
2018年12月10日
書評
ニューヨーク在住のエコノミストで、ニューズウィーク等のライターを務めたマルク・レビンソンが2007年に出版した[...]
2018年12月03日
コラム「虎視」
去る11月20日、東京で日中古紙セミナーが催された。約80名の製紙・古紙関係者を招聘し、中国の最新動向に関する[...]
2018年11月26日
コラム「虎視」
11月上旬と中旬に2回、中国を訪問した。11月上旬は、浙江省の山鷹紙業・嘉興工場を訪問後、福建省の廈門で行われ[...]