
▼前号に続き廃プラについて。容リ法に基づいて家庭から分別収集されているプラスチック製容器包装は容リプラともいわれるが、再商品化手法としてサーマル(燃料化)が認められていない。同じ容リ法で集められている紙製容器包装は認められているのに。このため容リプラはRPF(固形燃料)の原料にならない。製紙産業がバイオマスボイラーの燃料に、大量のRPFを使用しようとしていることはこれまでに報道してきた
▼そうでなくとも他の素材の落札単価が下落している中で、唯一高止まりしているのが容リプラ。材料リサイクルを優先し、他の手法としてケミカルしか認めていないことによる。昨年度、容リ協会が特定事業者から集めて再商品化事業者(材料とケミカル)に払った費用がなんと490億円。四割が材料で六割がケミカルだった。材料とはボードやパレットなど。ケミカルとは高炉還元剤などだが、限りなくサーマルに近い。
▼材料は中小企業が多く、ケミカルは高炉大手の寡占。いずれにしても490億円の金が両者に払われているわけだ。ちなみに昨年の落札単価は材料がトン8万~15万円、ケミカルが6~8万円。サーマルが認められるとこの単価は暴落するだろう。負担の少ない手法をなぜ選択しないのか。
2008年07月28日【東日本の古紙回収】
全国の回収量のほぼ半分を占める
北海道、圧倒的に集団回収に依存
新聞のネットの回収率は84%(本紙推定)
2018年11月05日【中国向けの輸出価格】
未曽有の超高値圏へ突入
ライセンス切替時が節目か
2016年01月18日【PETボトルリサイクル】
回収量・回収率ともに依然増加傾向が続く
落札単価は二五円(上期)から三八円(下期)に上昇
2018年06月04日【古紙・廃プラ 輸出動向】
東南アジアの港湾混雑が深刻化
ベトナム南部の港で6月から荷受停止へ
2008年08月25日【石川県の古紙回収】
回収量低く、ごみ有料化で掘り起こし期待
【富山県の古紙回収】
集団回収が76%、分別収集は随契が主流
2018年12月10日
コラム「虎視」
ここ数年、明らかに新規の古紙ヤードの開設が減少した。古紙価格が史上最高値を更新しているにも関わらずである。その[...]
2018年12月10日
書評
ニューヨーク在住のエコノミストで、ニューズウィーク等のライターを務めたマルク・レビンソンが2007年に出版した[...]
2018年12月03日
コラム「虎視」
去る11月20日、東京で日中古紙セミナーが催された。約80名の製紙・古紙関係者を招聘し、中国の最新動向に関する[...]
2018年11月26日
コラム「虎視」
11月上旬と中旬に2回、中国を訪問した。11月上旬は、浙江省の山鷹紙業・嘉興工場を訪問後、福建省の廈門で行われ[...]