
▼2000年以来、今年で7年連続の古紙 ヤード(回収基地)ラッシュとなっているが、国内のヤードラッシュはそろそろ収束しそうな気配もある。土地、資金、需要の三点から眺めてみると。まず土地。古紙ヤードを作るには、500坪以上のまとまった土地(工業用地や準工業地)が必要になる。バブル経済が崩壊してから工場跡地などを含めて手頃な購入地が全国に溢れた。
▼次に資金。21世紀は環境の世紀といわれ、リサイクル産業に対する社会的な地位が向上。金融機関が積極的に同産業に融資するようになった。金利も安く設備投資する金融環境が整っていた。さらに集めた古紙の需要はどうか。国内需要は横ばいながら、驚異的な中国市場の成長で古紙は集めれば売れる(輸出できる)環境が整った。その中国市場だが、ナインドラゴンなどの設備投資にみるように驚異的な大型投資が続いている。昨年には1,700万トンに膨れた古紙輸入だが、まだ伸びるだろう
▼景気の回復で古紙ヤードに適した土地が少なくなりそうだが、設備投資のための資金面(金利の上昇が気掛かりだが)や需要面では心配がないだろう。となると、ヤードラッシュはまだ収束しないかもしれない。ただピークは2004年だったとみたい。
2011年06月27日【安田金属】広島市廿日市市の工業団地に8施設を展開
鉄スクラップから総合リサイクル業に発展
2010年03月15日【2015年中国予測】生産量は1億4,000万トン、古紙消費量は1億トン
国内回収が7割に増加、輸入は頭打ち傾向
2016年08月29日【王子エコマテリアル㈱ 田口満社長インタビュー】
問屋など約400社から古紙調達
米国や大阪等に駐在し、現場主義培う
2018年05月14日【永野商店】
今年3月に北部工業団地事業所を開設
非鉄事業を開始、総合リサイクル企業へ
2009年11月16日【はまだ】阪南リサイクルセンター(尾崎製紙の構内)がオープンへ
機密書類をローコスト回収、パルパーで溶解
2018年12月10日
コラム「虎視」
ここ数年、明らかに新規の古紙ヤードの開設が減少した。古紙価格が史上最高値を更新しているにも関わらずである。その[...]
2018年12月10日
書評
ニューヨーク在住のエコノミストで、ニューズウィーク等のライターを務めたマルク・レビンソンが2007年に出版した[...]
2018年12月03日
コラム「虎視」
去る11月20日、東京で日中古紙セミナーが催された。約80名の製紙・古紙関係者を招聘し、中国の最新動向に関する[...]
2018年11月26日
コラム「虎視」
11月上旬と中旬に2回、中国を訪問した。11月上旬は、浙江省の山鷹紙業・嘉興工場を訪問後、福建省の廈門で行われ[...]