
▼昨10月、古紙価格が暴落した時、船積み後や船が出港したあとに契約がキャンセルされるケースが多々あって、日本の商社でも対応に追われた。LC(信用状)を受け取ってから買い付けたり、船積みしている場合は問題ないが、LCを受け取る前に船積みしてしまったあと、キャンセルの嵐に巻き込まれた場合も。この場合、輸入業者から代金を回収できず、かなりの損出を出した商社もあったようだ。9月頃まで商社間でも玉(古紙)の取り合いでLCを受け取る前に、つまり先に先に船積みしていたことで損出拡大につながった。
▼ある程度の信頼関係ができると、その都度、契約書を交わさなくなったり、輸出業者はLCを受け取らないで輸入業者に船積みしたりする。信頼関係に対するこうしたあいまいさが、異常事態になると問題点を噴出させる。一方的に契約を破棄してきた中国側(現地商社やメーカー)を非難することもできるが日本側にも油断があったのでないか。
▼国際ビジネスには大きなリスクがあるということを昨秋、身をもって経験したわけだが、なにも国際ビジネスだけでなく日本の商慣行にもあいまいな部分が多々ある。例えば遡り値下げや値上げ(値下げや値上げの時期を遡って実施する)などはその一例だろう。
2016年10月31日【輸出価格】
米国OCCは二一二ドルまで上昇
日本品は三品とも二〇〇ドル台に
2011年12月05日【紙向け古紙消費】
消費を牽引した紙向け、4年連続でマイナスへ
過去3年で100万トン減、今年も60万トン減か
今後は板紙向けが古紙消費の牽引役になる
2009年06月08日【4月の古紙輸出】
全品種で記録更新し、過去最高の56万トン
累計でも前年比5割増の180万トンに達する
5月は余剰玉の減少から40~45万トンか
2006年10月16日【今年の新設ヤード】
関東が最多の7ヵ所(うち横浜が2ヵ所)
中部、近畿、九州で各4ヵ所
7年連続のヤード開設ラッシュ
2016年06月27日【スウェーデン ごみ事情】
廃棄物発生量はEUで八位、家庭系は十二位
生ごみリサイクルが進むが古紙回収は進まず
2018年12月10日
コラム「虎視」
ここ数年、明らかに新規の古紙ヤードの開設が減少した。古紙価格が史上最高値を更新しているにも関わらずである。その[...]
2018年12月10日
書評
ニューヨーク在住のエコノミストで、ニューズウィーク等のライターを務めたマルク・レビンソンが2007年に出版した[...]
2018年12月03日
コラム「虎視」
去る11月20日、東京で日中古紙セミナーが催された。約80名の製紙・古紙関係者を招聘し、中国の最新動向に関する[...]
2018年11月26日
コラム「虎視」
11月上旬と中旬に2回、中国を訪問した。11月上旬は、浙江省の山鷹紙業・嘉興工場を訪問後、福建省の廈門で行われ[...]