
▼昨年の古紙輸出量は前年比90.8%の349万トン。関係筋によると、今年は国内消費が大きく後退していることもあって、1、2月とも輸出成約が伸びている。輸出価格が暴落したため、昨11月は20万トンを割り込んだ。急減したのは輸出価格が国内価格を大きく下回ったことによる。年末を挟んで問屋在庫が急増したうえに、年明け後も国内製紙の大幅な購入カットが続いている。内外格差も縮まってきた(国内の下落と輸出の反発)こともあって、問屋の輸出意欲が強まってきた。
▼国内価格は4月までに再度の下げがあると観測されている。関東地区の下限価格は新聞14円、段ボール13円、雑誌10円(いずれも問屋店頭)で落ち着くか。主要港に近い古紙ヤードからだと現在の輸出手取りは10円、8円、9円。新聞と段ボールはまだ国内価格が高いが、雑誌はほぼ同水準。雑誌の輸出に弾みがつきそうだ。
▼今年は国内消費の低迷が長引きそうなので、雑誌輸出は100万トン台に回復し、古紙全体では400万トンに達するかも。月平均33万トンだ。新聞は過去2年、30万トン台に低迷したが、今年は倍増するだろう。ピークは05年の65万トン。4年ぶりにこの記録を更新するとみたい。
2008年07月28日【東日本の古紙回収】
全国の回収量のほぼ半分を占める
北海道、圧倒的に集団回収に依存
新聞のネットの回収率は84%(本紙推定)
2016年01月18日【PETボトルリサイクル】
回収量・回収率ともに依然増加傾向が続く
落札単価は二五円(上期)から三八円(下期)に上昇
2016年02月01日【アプライズ】龍福社と業務提携、日本から買付強化
PET原料で高付加価値の製品を生産【龍福社】
2018年11月05日【中国向けの輸出価格】
未曽有の超高値圏へ突入
ライセンス切替時が節目か
2011年02月21日【中国の古紙輸入量】製紙産業の成長以降、初めてのマイナス
欧州勢が軒並み減少、今年は増加の予測
2018年12月10日
コラム「虎視」
ここ数年、明らかに新規の古紙ヤードの開設が減少した。古紙価格が史上最高値を更新しているにも関わらずである。その[...]
2018年12月10日
書評
ニューヨーク在住のエコノミストで、ニューズウィーク等のライターを務めたマルク・レビンソンが2007年に出版した[...]
2018年12月03日
コラム「虎視」
去る11月20日、東京で日中古紙セミナーが催された。約80名の製紙・古紙関係者を招聘し、中国の最新動向に関する[...]
2018年11月26日
コラム「虎視」
11月上旬と中旬に2回、中国を訪問した。11月上旬は、浙江省の山鷹紙業・嘉興工場を訪問後、福建省の廈門で行われ[...]