
▼中国による環境規制の影響で古紙輸出の停滞が続く。そんな中、8月末にACN(アメリカチュンナム)のテレサ社長が来日。同社は、世界中から年間930万トンの古紙をナインドラゴンに供給する世界最大の買付商社。日本でも2007年からオフィスを開設。中国のライセンス問題やMIX輸入禁止の行方に関し彼女の発言に注目が集まった。
▼本紙も取材を申し込んだが、過密スケジュールのため実現せず。面会した複数の問屋筋に聞くと、見通しは概ね楽観的だ。「輸入ライセンス更新が停止。再開には、MIXに代わるグレードが必要で、汚染防止設備も欠かせない」、「今後も優先順位をつけて古紙調達を継続していく。HSコードの設定については日本次第」、「製紙メーカーの淘汰再編が進み、環境投資してきたナインドラゴンにはチャンス」との具合だ。
▼だが、現実には事態が好転する兆しがない。大手の工場を含め、MIXの調達に中国政府の制限がかかったまま。数社は残る輸入ライセンス枠まで返上を迫られたとも伝わる。日本からMIXの輸出先は8割超が中国に偏る。一部は国内メーカーに還流したものの、在庫も急増中。今後、年間130万トンものMIXは行き場を失うのか。古紙輸出はヤマ場を迎えている。
2016年10月31日【輸出価格】
米国OCCは二一二ドルまで上昇
日本品は三品とも二〇〇ドル台に
2011年12月05日【紙向け古紙消費】
消費を牽引した紙向け、4年連続でマイナスへ
過去3年で100万トン減、今年も60万トン減か
今後は板紙向けが古紙消費の牽引役になる
2009年04月20日古紙問屋大手3社(大本紙料、宮崎、北海紙管)が業務提携を結ぶ
狙いは経営基盤の強化ときめ細かいサービス
回収エリアは北海道から九州まで網羅
2006年09月18日【SCAパッケージング】
外装ライナーの坪量(1㎡当たりの重量)は105~180グラム
日本に比べて欧州での薄物化、急速に普及へ
2016年09月05日【月別の需給ギャップ】
回収は四月、消費は十月がピーク
需給が緩む上半期は輸出量が増加
2018年12月10日
コラム「虎視」
ここ数年、明らかに新規の古紙ヤードの開設が減少した。古紙価格が史上最高値を更新しているにも関わらずである。その[...]
2018年12月10日
書評
ニューヨーク在住のエコノミストで、ニューズウィーク等のライターを務めたマルク・レビンソンが2007年に出版した[...]
2018年12月03日
コラム「虎視」
去る11月20日、東京で日中古紙セミナーが催された。約80名の製紙・古紙関係者を招聘し、中国の最新動向に関する[...]
2018年11月26日
コラム「虎視」
11月上旬と中旬に2回、中国を訪問した。11月上旬は、浙江省の山鷹紙業・嘉興工場を訪問後、福建省の廈門で行われ[...]