
▼ベーラーを持っていてもヤード(回収基地)が手狭だったりするとコンテナへの積み込み作業ができない。こういう問屋さんはそれでは輸出をしていないかというと、さにあらず。輸出できる仲間問屋のヤードに持ち込むか、問屋が車を回して引き取り、輸出に回している。こうした流れが全国的にできたために、ひとつひとつの流れは小さくても集まって大河になる。昨年、300万トンに迫る輸出が行われたのは、この仕組みができたことも影響している。
▼また輸出に見合う需給ギャップ(余剰)があったからだが、日本の古紙輸出が500万トンを超える時代が遠からずやってくるだろう。その根拠のひとつは回収率にある。昨年の回収率は68%台だった。70%を超えると回収率は頭打ちになると予測されている。しかし、この68%は見かけの回収率だ。段ボール箱の入超分は年間120万トン前後ある。つまり6ポイントぐらいが水膨れ。ネットの回収率はまだ62%にとどまっているわけだ。
▼ふたつ目の理由として2000年代になって前半の5年間で回収量が300万トンも増えた。後半も同程度増えるのでないか。回収量の増えた分がそっくり輸出に回っている現状から推して、500万トンを超える輸出が今後5年間で現実に。
2011年06月27日【安田金属】広島市廿日市市の工業団地に8施設を展開
鉄スクラップから総合リサイクル業に発展
2010年03月15日【2015年中国予測】生産量は1億4,000万トン、古紙消費量は1億トン
国内回収が7割に増加、輸入は頭打ち傾向
2016年08月29日【王子エコマテリアル㈱ 田口満社長インタビュー】
問屋など約400社から古紙調達
米国や大阪等に駐在し、現場主義培う
2018年05月14日【永野商店】
今年3月に北部工業団地事業所を開設
非鉄事業を開始、総合リサイクル企業へ
2009年11月16日【はまだ】阪南リサイクルセンター(尾崎製紙の構内)がオープンへ
機密書類をローコスト回収、パルパーで溶解
2018年12月10日
コラム「虎視」
ここ数年、明らかに新規の古紙ヤードの開設が減少した。古紙価格が史上最高値を更新しているにも関わらずである。その[...]
2018年12月10日
書評
ニューヨーク在住のエコノミストで、ニューズウィーク等のライターを務めたマルク・レビンソンが2007年に出版した[...]
2018年12月03日
コラム「虎視」
去る11月20日、東京で日中古紙セミナーが催された。約80名の製紙・古紙関係者を招聘し、中国の最新動向に関する[...]
2018年11月26日
コラム「虎視」
11月上旬と中旬に2回、中国を訪問した。11月上旬は、浙江省の山鷹紙業・嘉興工場を訪問後、福建省の廈門で行われ[...]