
▼驚異的な勢いで古紙輸入が増える中国。振り返ってみると、日本の古紙輸出が100万トン台の大台に乗せたのは01年から。この年から中国向けの輸出が本格化し、昨年はなんと輸出の84%が中国向けだった。つまり371万トンのうち306万トンが中国に振り向けられた。中国一辺倒の輸出だが、中国の輸入はどこまで拡大するのだろう。今年、2,000万トンの大台に早々と乗せるのかどうか。
▼中国傾斜は日本だけでない。今回、古紙輸出の主要11ヵ国の動向を調べてみたが、最大の輸出国である米国も半分を超えた。オーストラリアはほとんど中国。欧州に目を転じると、イギリス、スペイン、オランダ、ベルギーは軒並み中国輸出の比率が増え、半分かそれ以上。なかでもイギリスはほとんどが中国向け。中国輸出の比率が一割程度と少ないのは、ドイツとフランスだけであった。
▼日本の輸出が中国に傾斜しているのは、圧倒的な需要があるうえに輸出手取りも良いから。中国輸出が止まれば、日本の古紙はたちまち巷に溢れ、行き場を失うだろうが、中国は日本を追い越し世界第二の製紙大国。今年か来年にも日本の二倍の生産国になるばかりか、いずれ米国を追い抜くとみれば、中国依存は避けられないところか。
2011年06月27日【安田金属】広島市廿日市市の工業団地に8施設を展開
鉄スクラップから総合リサイクル業に発展
2010年03月15日【2015年中国予測】生産量は1億4,000万トン、古紙消費量は1億トン
国内回収が7割に増加、輸入は頭打ち傾向
2016年08月29日【王子エコマテリアル㈱ 田口満社長インタビュー】
問屋など約400社から古紙調達
米国や大阪等に駐在し、現場主義培う
2018年05月14日【永野商店】
今年3月に北部工業団地事業所を開設
非鉄事業を開始、総合リサイクル企業へ
2009年11月16日【はまだ】阪南リサイクルセンター(尾崎製紙の構内)がオープンへ
機密書類をローコスト回収、パルパーで溶解
2018年12月10日
コラム「虎視」
ここ数年、明らかに新規の古紙ヤードの開設が減少した。古紙価格が史上最高値を更新しているにも関わらずである。その[...]
2018年12月10日
書評
ニューヨーク在住のエコノミストで、ニューズウィーク等のライターを務めたマルク・レビンソンが2007年に出版した[...]
2018年12月03日
コラム「虎視」
去る11月20日、東京で日中古紙セミナーが催された。約80名の製紙・古紙関係者を招聘し、中国の最新動向に関する[...]
2018年11月26日
コラム「虎視」
11月上旬と中旬に2回、中国を訪問した。11月上旬は、浙江省の山鷹紙業・嘉興工場を訪問後、福建省の廈門で行われ[...]