
▼関東地区の段ボール古紙価格の建値が動いたのは04年の年初。2年ぶりで今春、建値が動きそうで(すでに動かした大手もある)動けば二桁価格に回復する。振り返ると、段ボールの問屋店頭価格が二桁台だったのは1997年まで。以後、二桁価格はなく、実に9年ぶりの復帰になる。
▼段ボール価格は過去、鉄スクラップ価格と似た動きをしてきたが、ここ3、4年は鉄スクラップ価格がトン2万円(キロ20円)を行ったり来たりするほど上昇したのに対し段ボールの上値は重く、両品種の乖離が目立つようになっていた
▼ところで中国の昨年の古紙輸入量は1,700万トン。前年比470万トン増。このうち段ボールは半分を占め、892万トンで315万トン増。驚異的な輸入増にもかかわらず、段ボールの国際相場は比較的落ち着いている。これは日米欧の需給ギャップが拡大し、各国とも輸出余力が増大しているからであろう。
▼今年の中国の古紙輸入量が一気に2,000万トンに達するのか、それとも勢いが鈍るのかどうか。日米欧の需給ギャップの拡大だけでなく、各国とも輸出に占める中国のウェートが高いことも、価格が安定している(輸入量が多く、価格の主導権が中国側にある)要因かもしれない。
2016年10月31日【輸出価格】
米国OCCは二一二ドルまで上昇
日本品は三品とも二〇〇ドル台に
2013年08月05日【丸総商店】古紙をメインに様々な品を扱う全営業所に大型ギロチンを設置
2011年06月20日【2010年の中国製紙業】古紙・パルプの国内回収と生産が大幅にアップ
2015年問題(国内回収が増え輸入が後退)が前倒しで現実に
2008年06月30日【新聞古紙】
今年の消費は30万トン増の523万トンか
米国・英国・日本で需給ひっ迫、ドル価高騰
新聞のネットの回収率は84%(本紙推定)
2006年05月29日【東海パルプ】
今春、2基目のバイオマスボイラーが稼動
年間で木屑7.8万トン、RPF2.4万トンを使用
RPFは子会社レックスが全量を供給
2018年12月10日
コラム「虎視」
ここ数年、明らかに新規の古紙ヤードの開設が減少した。古紙価格が史上最高値を更新しているにも関わらずである。その[...]
2018年12月10日
書評
ニューヨーク在住のエコノミストで、ニューズウィーク等のライターを務めたマルク・レビンソンが2007年に出版した[...]
2018年12月03日
コラム「虎視」
去る11月20日、東京で日中古紙セミナーが催された。約80名の製紙・古紙関係者を招聘し、中国の最新動向に関する[...]
2018年11月26日
コラム「虎視」
11月上旬と中旬に2回、中国を訪問した。11月上旬は、浙江省の山鷹紙業・嘉興工場を訪問後、福建省の廈門で行われ[...]