
▼本紙の創刊が1992年(平成4年)だったが、この年の秋、愛知県下のちり紙交換業者18社が約80車の交換車を繰り出し、名古屋市内を約2時間にわたってパレード。この状況はマスコミにも報道され、パレード終了後に中部通産局長に要望書を手渡した。当時は古紙を集めても売れず、要望の内容は「地方自治体の集団回収への補助金を見直して欲しい」。補助金付きの回収は価格がいくら下がっても減らず、古紙の市場メカニズムが働かなくなったと訴えていた。
▼あれから15年。集団回収への補助金額は全国で180億円とも推定されるほどに膨れあがった。この間、分別収集(行政回収)が登場し、普及したが、集団回収も併存し、現在、分別収集と並ぶ家庭系古紙回収の二本柱のひとつになって定着している。時代が変わると価値観も変わる。補助金を目の敵にしたちり紙交換業者もいつしか転身し、集団回収業者になったり、分別収集業務の受託業者に。
▼国内需給を大きく変えたのは中国の台頭だった。輸出市場の拡大で、国内古紙が慢性的にタイトになる。自治体にしてもごみ減量・リサイクルに邁進できる環境が整ったわけだが、関西は大幅に出遅れた。10月から京都市で家庭ごみの有料化がスタートするが…。
2016年10月31日【輸出価格】
米国OCCは二一二ドルまで上昇
日本品は三品とも二〇〇ドル台に
2013年08月05日【丸総商店】古紙をメインに様々な品を扱う全営業所に大型ギロチンを設置
2011年06月20日【2010年の中国製紙業】古紙・パルプの国内回収と生産が大幅にアップ
2015年問題(国内回収が増え輸入が後退)が前倒しで現実に
2008年06月30日【新聞古紙】
今年の消費は30万トン増の523万トンか
米国・英国・日本で需給ひっ迫、ドル価高騰
新聞のネットの回収率は84%(本紙推定)
2006年05月29日【東海パルプ】
今春、2基目のバイオマスボイラーが稼動
年間で木屑7.8万トン、RPF2.4万トンを使用
RPFは子会社レックスが全量を供給
2018年12月10日
コラム「虎視」
ここ数年、明らかに新規の古紙ヤードの開設が減少した。古紙価格が史上最高値を更新しているにも関わらずである。その[...]
2018年12月10日
書評
ニューヨーク在住のエコノミストで、ニューズウィーク等のライターを務めたマルク・レビンソンが2007年に出版した[...]
2018年12月03日
コラム「虎視」
去る11月20日、東京で日中古紙セミナーが催された。約80名の製紙・古紙関係者を招聘し、中国の最新動向に関する[...]
2018年11月26日
コラム「虎視」
11月上旬と中旬に2回、中国を訪問した。11月上旬は、浙江省の山鷹紙業・嘉興工場を訪問後、福建省の廈門で行われ[...]