
▼791号で今年開設(予定を含む)の古紙ヤード(ベーラーなどの設備を保有する回収基地)は全国で24ヵ所と報道したが、その後の調査で北海道・東北で2ヵ所、近畿で3ヵ所が確認され、これらを合計すると30ヵ所前後にのぼる見通し。全国に1,600ヵ所の古紙ヤードがあるが、大半は専業者(古紙問屋)によるもの。商社とメーカー系の古紙ヤードは62ヵ所だった。ヤード数からみた両方の合計シェアは4%にすぎない。廃棄物系は商社・メーカー系よりさらに少ないので専業系のシェアは90%を超えているわけだ。
▼今年の新設ヤードも大半が専業系だ。ただ回収をみると状況は違ってくる。とくに事業者(スーパーなど)から排出される段ボールは廃棄物業者がパッカー車で集めて古紙問屋に持ち込んでいる。事業系段ボールの7割前後が廃棄物業者によって回収されたものだ。
▼こうした回収と選別・加工の機能分離は古布にもみられる。古繊維業者は古布を自ら回収することはほとんどない。回収は行政回収、集団回収、ちり紙交換などに依存しており、いったん古紙問屋に持ち込まれる。古繊維業者は選別・加工、あるいは輸出業者であるわけだ。排出先の主力が段ボールは事業所、古布は家庭という違いがあるけれど。
2016年10月31日【輸出価格】
米国OCCは二一二ドルまで上昇
日本品は三品とも二〇〇ドル台に
2012年04月02日【米国の古紙】
昨年2,100万トンを輸出し、最多記録を更新
中国向けは68%、日本品との価格差拡がる
2009年10月05日【フジゲン】本格的な蛍光管リサイクル専用工場をオープン
ガラスtoガラス(パナソニック)でマテリアルリサイクル
2007年05月07日【ヤード業者】
企業数(大半は古紙専業者)は全国で1,100社足らず
ヤード数は1,600ヵ所を超える(関東地区に三割が集中)
今年もすでに9ヵ所で新ヤードが開設
2005年10月31日【北海紙管】
逝江省平湖市の紙管工場(05年3月営業運転)で開所式
工場敷地内に古紙・廃プラのヤードを建設
平湖市の営業許可を取得、12月にもオープン
2018年12月10日
コラム「虎視」
ここ数年、明らかに新規の古紙ヤードの開設が減少した。古紙価格が史上最高値を更新しているにも関わらずである。その[...]
2018年12月10日
書評
ニューヨーク在住のエコノミストで、ニューズウィーク等のライターを務めたマルク・レビンソンが2007年に出版した[...]
2018年12月03日
コラム「虎視」
去る11月20日、東京で日中古紙セミナーが催された。約80名の製紙・古紙関係者を招聘し、中国の最新動向に関する[...]
2018年11月26日
コラム「虎視」
11月上旬と中旬に2回、中国を訪問した。11月上旬は、浙江省の山鷹紙業・嘉興工場を訪問後、福建省の廈門で行われ[...]