
▼ペットボトルやRPFの工場を見学して「原料の高騰と不足から稼働率が低迷しているので専業者の経営は厳しく、生き残れるのは複合企業ではないか」と感じられたことだ。ちなみに再生ペットの処理施設としては①フレーク化②ペレット化③ポリエステル原料化がある。今7月、③の施設を持つ企業が相次いで破綻した。RPFでも三造エコ燃料(三井造船と関商店の合弁)が2002年の開設からわずか6年で大分工場を閉鎖。年間5万トンのRPFを製造する大型工場だった。
▼RPFの用途には①ボイラーの燃料②製鉄原材料③キルン焼成用の燃料④溶鋼用鎮静剤などがある。とりわけ①の製紙用ボイラー需要(数年先にも100万トンを超える)が急増したことから、全国に200社とも300社ともいわれるRPF製造設備が立ち上がってきている。しかし紙ごみがない、廃プラも足らないので、代替原料に木屑や繊維屑が注目されている。ただ木屑の需要も急増し、不足が鮮明に。余裕があるのは繊維屑のみ。RPF原料の救世主になるのにまだ時間がかかるのだろうか。現在、150万トン前後のボロ(古布)が排出され、回収し有効利用されているのが2割の30万トン。選別後、この2、3割が再びごみとして焼却されているのだから。
2016年01月18日【PETボトルリサイクル】
回収量・回収率ともに依然増加傾向が続く
落札単価は二五円(上期)から三八円(下期)に上昇
2011年02月21日【中国の古紙輸入量】製紙産業の成長以降、初めてのマイナス
欧州勢が軒並み減少、今年は増加の予測
2016年02月01日【アプライズ】龍福社と業務提携、日本から買付強化
PET原料で高付加価値の製品を生産【龍福社】
2018年06月04日【古紙・廃プラ 輸出動向】
東南アジアの港湾混雑が深刻化
ベトナム南部の港で6月から荷受停止へ
2008年08月25日【石川県の古紙回収】
回収量低く、ごみ有料化で掘り起こし期待
【富山県の古紙回収】
集団回収が76%、分別収集は随契が主流
2018年12月10日
コラム「虎視」
ここ数年、明らかに新規の古紙ヤードの開設が減少した。古紙価格が史上最高値を更新しているにも関わらずである。その[...]
2018年12月10日
書評
ニューヨーク在住のエコノミストで、ニューズウィーク等のライターを務めたマルク・レビンソンが2007年に出版した[...]
2018年12月03日
コラム「虎視」
去る11月20日、東京で日中古紙セミナーが催された。約80名の製紙・古紙関係者を招聘し、中国の最新動向に関する[...]
2018年11月26日
コラム「虎視」
11月上旬と中旬に2回、中国を訪問した。11月上旬は、浙江省の山鷹紙業・嘉興工場を訪問後、福建省の廈門で行われ[...]