
▼昨10月、古紙価格が暴落した時、船積み後や船が出港したあとに契約がキャンセルされるケースが多々あって、日本の商社でも対応に追われた。LC(信用状)を受け取ってから買い付けたり、船積みしている場合は問題ないが、LCを受け取る前に船積みしてしまったあと、キャンセルの嵐に巻き込まれた場合も。この場合、輸入業者から代金を回収できず、かなりの損出を出した商社もあったようだ。9月頃まで商社間でも玉(古紙)の取り合いでLCを受け取る前に、つまり先に先に船積みしていたことで損出拡大につながった。
▼ある程度の信頼関係ができると、その都度、契約書を交わさなくなったり、輸出業者はLCを受け取らないで輸入業者に船積みしたりする。信頼関係に対するこうしたあいまいさが、異常事態になると問題点を噴出させる。一方的に契約を破棄してきた中国側(現地商社やメーカー)を非難することもできるが日本側にも油断があったのでないか。
▼国際ビジネスには大きなリスクがあるということを昨秋、身をもって経験したわけだが、なにも国際ビジネスだけでなく日本の商慣行にもあいまいな部分が多々ある。例えば遡り値下げや値上げ(値下げや値上げの時期を遡って実施する)などはその一例だろう。
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2018年12月10日
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2018年12月03日
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2018年11月26日
コラム「虎視」
11月上旬と中旬に2回、中国を訪問した。11月上旬は、浙江省の山鷹紙業・嘉興工場を訪問後、福建省の廈門で行われ[...]