
▼昨11月以降、赤字輸出で古紙問屋の業績が急降下しているが、鉄スクラップ業者は古紙問屋以上に苦戦しているという。①スクラップ価格の大暴落②大幅な発生減③仕入れ価格の高止まり④大型の設備投資による償却負担増ーなどによる。70年代の二度のオイルショック時、鉄より古紙の方が値上がりした。鉄はせいぜいキロ20円~30円だったのが、古紙は50円~60円まで上昇したからである。ところが昨夏の鉄は70円まで上昇。古紙は新聞でせいぜい30円弱だった。鉄は山が高かっただけに谷も深く、業績低下が著しい。
▼大手古紙問屋3社が業務提携したのを契機に、帝国データバンクから古紙卸売業の売上げデータをとってみたが、昨年は売上げ上位20社が50億円を超えた。ついでに鉄スクラップ卸も調べたところ、同卸は数だけで1,603社もあり、古紙卸の2.4倍。古紙も扱う、ある鉄スクラップの大手をみると、全国11位で売上げは383億円だった。鉄卸のトップは400億円を超えている。
▼ところで本紙が古紙ヤードマップを作成したのが06年。その後、3年間に100ヵ所以上の新ヤードができた(また記載漏れもあった)こともあり、データを更新して、2010年春にも改訂版を上梓したい。
2011年06月27日【安田金属】広島市廿日市市の工業団地に8施設を展開
鉄スクラップから総合リサイクル業に発展
2008年02月11日【千葉県の古紙回収】
25万7千トンを回収、集団回収と分別収集で折半
首都圏では最も家庭ごみ有料化進み、半数の市で実施へ
2016年02月15日【古布】
昨年の輸出が過去最多の二十六万㌧
マレーシア牽引、輸出価格は弱含み
2006年05月08日【容器包装リサイクル】
今年度のPETボトルの落札価格、遂に有償に
平成12年のスタート時に比べて、紙とPETは暴落
高止まりのプラスチック、競争原理働かず
2018年07月02日【中国による古紙輸入規制の半年を振り返る】
輸入規制の強化から半年、米国品が狙い撃ち
大手に輸入ライセンス集中も再生パルプに照準
2018年12月10日
コラム「虎視」
ここ数年、明らかに新規の古紙ヤードの開設が減少した。古紙価格が史上最高値を更新しているにも関わらずである。その[...]
2018年12月10日
書評
ニューヨーク在住のエコノミストで、ニューズウィーク等のライターを務めたマルク・レビンソンが2007年に出版した[...]
2018年12月03日
コラム「虎視」
去る11月20日、東京で日中古紙セミナーが催された。約80名の製紙・古紙関係者を招聘し、中国の最新動向に関する[...]
2018年11月26日
コラム「虎視」
11月上旬と中旬に2回、中国を訪問した。11月上旬は、浙江省の山鷹紙業・嘉興工場を訪問後、福建省の廈門で行われ[...]