
▼新聞古紙が12円(問屋店頭)になったとはいえ、奈良市内では早朝だけど毎日のように流しのちり紙交換車が回って来る。業者がまだ離散していない証拠。プレミアムが付いて27、28円まで上昇していた新聞古紙がわずか半年で半値以下になった。現状価格が限界だろう。これ以上下がると民間業者が離散する?
▼ところで06年の古紙輸出389万トンをピークに、2年連続で古紙輸出が伸び悩んだ。輸出価格が高騰したのにかかわらず。昨10月以降、輸出価格が暴落し、その反動で11月の輸出量は大きく減少したものの、国内製紙の荷止めや数量カットによる在庫の急増を嫌った問屋の本格的な輸出が始まった。2月は過去最高の46万トンになり、3、4月も高水準の輸出が続いている。
▼日本の輸出は早晩、年間400万トンを超えるとみていたが、その要因は回収量の増大だった。しかし回収量は一昨年来、頭打ち。今春の輸出増の流れをみていると、回収減を上回る消費減によって需給ギャップが拡大したことが原因だ。400万トンの輸出が実施されるというのは、同量の需給ギャップがあるということ。紙・板紙の生産減による古紙の大幅な消費減がこれだけ劇的に訪れるとは誰も予想できなかったのでないか。
2016年10月31日【輸出価格】
米国OCCは二一二ドルまで上昇
日本品は三品とも二〇〇ドル台に
2011年12月05日【紙向け古紙消費】
消費を牽引した紙向け、4年連続でマイナスへ
過去3年で100万トン減、今年も60万トン減か
今後は板紙向けが古紙消費の牽引役になる
2009年06月08日【4月の古紙輸出】
全品種で記録更新し、過去最高の56万トン
累計でも前年比5割増の180万トンに達する
5月は余剰玉の減少から40~45万トンか
2006年10月16日【今年の新設ヤード】
関東が最多の7ヵ所(うち横浜が2ヵ所)
中部、近畿、九州で各4ヵ所
7年連続のヤード開設ラッシュ
2016年06月27日【スウェーデン ごみ事情】
廃棄物発生量はEUで八位、家庭系は十二位
生ごみリサイクルが進むが古紙回収は進まず
2018年12月10日
コラム「虎視」
ここ数年、明らかに新規の古紙ヤードの開設が減少した。古紙価格が史上最高値を更新しているにも関わらずである。その[...]
2018年12月10日
書評
ニューヨーク在住のエコノミストで、ニューズウィーク等のライターを務めたマルク・レビンソンが2007年に出版した[...]
2018年12月03日
コラム「虎視」
去る11月20日、東京で日中古紙セミナーが催された。約80名の製紙・古紙関係者を招聘し、中国の最新動向に関する[...]
2018年11月26日
コラム「虎視」
11月上旬と中旬に2回、中国を訪問した。11月上旬は、浙江省の山鷹紙業・嘉興工場を訪問後、福建省の廈門で行われ[...]