
▼本紙が古紙問屋の納税順位一覧の公表を開始したのは、二〇〇四年から。当時は納税額が公表され、売上をそこから推測することができた。しかし〇六年に個人情報保護法が施行されて以降、古紙問屋の売上・利益は、ベールに包まれることになった。
▼古紙問屋の企業数は、全国で千百二十社。古紙問屋の定義は、大型ベーラーを保有していること。その大型ベーラーを配置した古紙ヤードは、全国に千九百九ヵ所ある。単純に古紙回収量をヤード数で割ると、一ヤード当りの平均古紙扱い量は月間九百二十七トン、会社数で割ると一社当りの扱い量は月間千五百八十トン。一社当りの平均売上(推定)は約三億三千六百万円。古紙問屋全体としては、約三千八百億円の市場規模となる。
▼二〇一二年から一五年にかけて、古紙業界としては売上・利益ともに大きく伸びているが、企業単位で見ると明暗が分かれる形となっている。売上トップ二十社の中でみると、二〇%以上売上が伸びたのが八社、一〇%~二〇%伸びたのが五社で、プラス成長は計十三社。逆に一〇%未満の減少が四社、一〇%以上の減少が三社。本文でも触れているが、鉄スクラップとの兼業問屋は減収減益で、赤字計上も相次いでいる。
2011年06月27日【安田金属】広島市廿日市市の工業団地に8施設を展開
鉄スクラップから総合リサイクル業に発展
2010年03月15日【2015年中国予測】生産量は1億4,000万トン、古紙消費量は1億トン
国内回収が7割に増加、輸入は頭打ち傾向
2016年08月29日【王子エコマテリアル㈱ 田口満社長インタビュー】
問屋など約400社から古紙調達
米国や大阪等に駐在し、現場主義培う
2018年05月14日【永野商店】
今年3月に北部工業団地事業所を開設
非鉄事業を開始、総合リサイクル企業へ
2009年11月16日【はまだ】阪南リサイクルセンター(尾崎製紙の構内)がオープンへ
機密書類をローコスト回収、パルパーで溶解
2018年12月10日
コラム「虎視」
ここ数年、明らかに新規の古紙ヤードの開設が減少した。古紙価格が史上最高値を更新しているにも関わらずである。その[...]
2018年12月10日
書評
ニューヨーク在住のエコノミストで、ニューズウィーク等のライターを務めたマルク・レビンソンが2007年に出版した[...]
2018年12月03日
コラム「虎視」
去る11月20日、東京で日中古紙セミナーが催された。約80名の製紙・古紙関係者を招聘し、中国の最新動向に関する[...]
2018年11月26日
コラム「虎視」
11月上旬と中旬に2回、中国を訪問した。11月上旬は、浙江省の山鷹紙業・嘉興工場を訪問後、福建省の廈門で行われ[...]