
問屋の業績が二極化している。古紙の売価高騰で、過去最高の売上を更新する問屋がある一方、発生量の激減で業績が伸び悩むところもある。前者はさらなる業績拡大のため、既存ヤードを傘下に入れてでも、扱い量を伸ばしたい。後者はいずれ業績が下降し、資産がいたむ前に身売りする選択肢もちらつく。未曽有の古紙市況の高騰で「いまが売り時」との声も聞こえ始めた。後継者難も重なれば、今後は問屋の再編・集約の動きも増えてきそうだ。
未上場である中小企業の売却額算定は、一般的に営業利益の3~5年分に総資産を加えた額とされる。そこに古紙問屋は買収プレミアムとして商権の大きさ、つまり扱い量をどう評価するかという点がある。ゼロから古紙を集めることが難しい時代なので、この発生源と契約のある扱い量こそ、問屋買収の魅力となっている。一説には月間1000トンの扱い量につき7,000万~1億円の買収プレミアムがつくとも。日本紙パルプ商事による福田三商の37億円の買収劇は、月間3万5000トン前後の扱い量からすると、あまりに安過ぎた!?
2016年10月31日【輸出価格】
米国OCCは二一二ドルまで上昇
日本品は三品とも二〇〇ドル台に
2011年12月05日【紙向け古紙消費】
消費を牽引した紙向け、4年連続でマイナスへ
過去3年で100万トン減、今年も60万トン減か
今後は板紙向けが古紙消費の牽引役になる
2009年04月20日古紙問屋大手3社(大本紙料、宮崎、北海紙管)が業務提携を結ぶ
狙いは経営基盤の強化ときめ細かいサービス
回収エリアは北海道から九州まで網羅
2006年09月18日【SCAパッケージング】
外装ライナーの坪量(1㎡当たりの重量)は105~180グラム
日本に比べて欧州での薄物化、急速に普及へ
2016年09月05日【月別の需給ギャップ】
回収は四月、消費は十月がピーク
需給が緩む上半期は輸出量が増加
2018年12月10日
コラム「虎視」
ここ数年、明らかに新規の古紙ヤードの開設が減少した。古紙価格が史上最高値を更新しているにも関わらずである。その[...]
2018年12月10日
書評
ニューヨーク在住のエコノミストで、ニューズウィーク等のライターを務めたマルク・レビンソンが2007年に出版した[...]
2018年12月03日
コラム「虎視」
去る11月20日、東京で日中古紙セミナーが催された。約80名の製紙・古紙関係者を招聘し、中国の最新動向に関する[...]
2018年11月26日
コラム「虎視」
11月上旬と中旬に2回、中国を訪問した。11月上旬は、浙江省の山鷹紙業・嘉興工場を訪問後、福建省の廈門で行われ[...]