
問屋の業績が二極化している。古紙の売価高騰で、過去最高の売上を更新する問屋がある一方、発生量の激減で業績が伸び悩むところもある。前者はさらなる業績拡大のため、既存ヤードを傘下に入れてでも、扱い量を伸ばしたい。後者はいずれ業績が下降し、資産がいたむ前に身売りする選択肢もちらつく。未曽有の古紙市況の高騰で「いまが売り時」との声も聞こえ始めた。後継者難も重なれば、今後は問屋の再編・集約の動きも増えてきそうだ。
未上場である中小企業の売却額算定は、一般的に営業利益の3~5年分に総資産を加えた額とされる。そこに古紙問屋は買収プレミアムとして商権の大きさ、つまり扱い量をどう評価するかという点がある。ゼロから古紙を集めることが難しい時代なので、この発生源と契約のある扱い量こそ、問屋買収の魅力となっている。一説には月間1000トンの扱い量につき7,000万~1億円の買収プレミアムがつくとも。日本紙パルプ商事による福田三商の37億円の買収劇は、月間3万5000トン前後の扱い量からすると、あまりに安過ぎた!?
2010年05月24日【山口資源】この4年で5ヵ所のヤードをオープン
全量持ち込みで低コストの回収を実現
2008年02月11日【千葉県の古紙回収】
25万7千トンを回収、集団回収と分別収集で折半
首都圏では最も家庭ごみ有料化進み、半数の市で実施へ
2005年08月08日【和歌山県】
2,000坪を超えるヤードが2ヵ所(はまだ、太陽産商)誕生
ヤード密度(6万3千人に1ヵ所)が高い和歌山県下で
はまだ、ベーラーを2台保有
2017年02月13日【古紙業界におけるM&A】
今後、生き残りかけた再編・集約が加速か!?
JPによる福田三商の子会社化で
2013年01月07日【中国の家庭紙】金紅叶紙業(APPグループ)、首位を狙う
2018年12月10日
コラム「虎視」
ここ数年、明らかに新規の古紙ヤードの開設が減少した。古紙価格が史上最高値を更新しているにも関わらずである。その[...]
2018年12月10日
書評
ニューヨーク在住のエコノミストで、ニューズウィーク等のライターを務めたマルク・レビンソンが2007年に出版した[...]
2018年12月03日
コラム「虎視」
去る11月20日、東京で日中古紙セミナーが催された。約80名の製紙・古紙関係者を招聘し、中国の最新動向に関する[...]
2018年11月26日
コラム「虎視」
11月上旬と中旬に2回、中国を訪問した。11月上旬は、浙江省の山鷹紙業・嘉興工場を訪問後、福建省の廈門で行われ[...]