
▼特集したトラブル事例とは別に、UVインキによるトラブルも増えているという。UVインキとは、印刷工程で紫外線エネルギーを受けインクを硬化させるもので、従来の油性インキに比べて、乾燥時間が大幅に短縮できることが特長だ。裁落ものを色上やケントとして洋紙メーカーや家庭紙メーカーが受け入れることが多いが、UVインキの問題は今に始まったことではない。
▼二〇〇五年の日本印刷産業連合会による報告書では、印刷物として三%程度の混入率であれば、洋紙向け製紙原料としてのリサイクル適性に問題ないことが確認されている。同連合会は、リサイクル対応型UVインキの認証制度を設け、印刷業者にその使用も推奨してきた。ところが、最近ではUVインクの粒子が硬化して沈んでしまい、脱墨過程で除去できないことが増えてきているようだ。
▼UV印刷物が増加したのは、ネット印刷通販の台頭が一因とみられる。印刷価格をオープンにし、受発注や原稿入稿もネットを介したビジネスモデルで、プリントパックなどの事業者がチラシなどの簡易印刷物向けで急成長している。短納期をウリにするため、ほとんどがUVインキ印刷だ。一旦、印刷物が消費者に渡れば、目視による油性インキとの区別も難しい。
2016年01月18日【PETボトルリサイクル】
回収量・回収率ともに依然増加傾向が続く
落札単価は二五円(上期)から三八円(下期)に上昇
2018年06月04日【古紙・廃プラ 輸出動向】
東南アジアの港湾混雑が深刻化
ベトナム南部の港で6月から荷受停止へ
2011年02月21日【中国の古紙輸入量】製紙産業の成長以降、初めてのマイナス
欧州勢が軒並み減少、今年は増加の予測
2008年08月25日【石川県の古紙回収】
回収量低く、ごみ有料化で掘り起こし期待
【富山県の古紙回収】
集団回収が76%、分別収集は随契が主流
2008年07月28日【東日本の古紙回収】
全国の回収量のほぼ半分を占める
北海道、圧倒的に集団回収に依存
新聞のネットの回収率は84%(本紙推定)
2018年12月10日
コラム「虎視」
ここ数年、明らかに新規の古紙ヤードの開設が減少した。古紙価格が史上最高値を更新しているにも関わらずである。その[...]
2018年12月10日
書評
ニューヨーク在住のエコノミストで、ニューズウィーク等のライターを務めたマルク・レビンソンが2007年に出版した[...]
2018年12月03日
コラム「虎視」
去る11月20日、東京で日中古紙セミナーが催された。約80名の製紙・古紙関係者を招聘し、中国の最新動向に関する[...]
2018年11月26日
コラム「虎視」
11月上旬と中旬に2回、中国を訪問した。11月上旬は、浙江省の山鷹紙業・嘉興工場を訪問後、福建省の廈門で行われ[...]