
▼特集したトラブル事例とは別に、UVインキによるトラブルも増えているという。UVインキとは、印刷工程で紫外線エネルギーを受けインクを硬化させるもので、従来の油性インキに比べて、乾燥時間が大幅に短縮できることが特長だ。裁落ものを色上やケントとして洋紙メーカーや家庭紙メーカーが受け入れることが多いが、UVインキの問題は今に始まったことではない。
▼二〇〇五年の日本印刷産業連合会による報告書では、印刷物として三%程度の混入率であれば、洋紙向け製紙原料としてのリサイクル適性に問題ないことが確認されている。同連合会は、リサイクル対応型UVインキの認証制度を設け、印刷業者にその使用も推奨してきた。ところが、最近ではUVインクの粒子が硬化して沈んでしまい、脱墨過程で除去できないことが増えてきているようだ。
▼UV印刷物が増加したのは、ネット印刷通販の台頭が一因とみられる。印刷価格をオープンにし、受発注や原稿入稿もネットを介したビジネスモデルで、プリントパックなどの事業者がチラシなどの簡易印刷物向けで急成長している。短納期をウリにするため、ほとんどがUVインキ印刷だ。一旦、印刷物が消費者に渡れば、目視による油性インキとの区別も難しい。
2011年06月27日【安田金属】広島市廿日市市の工業団地に8施設を展開
鉄スクラップから総合リサイクル業に発展
2008年02月11日【千葉県の古紙回収】
25万7千トンを回収、集団回収と分別収集で折半
首都圏では最も家庭ごみ有料化進み、半数の市で実施へ
2016年02月15日【古布】
昨年の輸出が過去最多の二十六万㌧
マレーシア牽引、輸出価格は弱含み
2006年05月08日【容器包装リサイクル】
今年度のPETボトルの落札価格、遂に有償に
平成12年のスタート時に比べて、紙とPETは暴落
高止まりのプラスチック、競争原理働かず
2018年07月02日【中国による古紙輸入規制の半年を振り返る】
輸入規制の強化から半年、米国品が狙い撃ち
大手に輸入ライセンス集中も再生パルプに照準
2018年12月10日
コラム「虎視」
ここ数年、明らかに新規の古紙ヤードの開設が減少した。古紙価格が史上最高値を更新しているにも関わらずである。その[...]
2018年12月10日
書評
ニューヨーク在住のエコノミストで、ニューズウィーク等のライターを務めたマルク・レビンソンが2007年に出版した[...]
2018年12月03日
コラム「虎視」
去る11月20日、東京で日中古紙セミナーが催された。約80名の製紙・古紙関係者を招聘し、中国の最新動向に関する[...]
2018年11月26日
コラム「虎視」
11月上旬と中旬に2回、中国を訪問した。11月上旬は、浙江省の山鷹紙業・嘉興工場を訪問後、福建省の廈門で行われ[...]