
▼上海で開かれていたBIRの古紙部会と古布部会に出席した。会場であるシャングリ・ラ・ホテルは東京にもある香港資本の系列ホテルだが、一泊が四万円を下らない超一流ホテルの一つ。上海では金融街として有名な浦東新区の黄浦江沿いに建っている。会場の荘重な雰囲気もさることながら、驚いたのは報道専用の「プレス・ルーム」が完備されていたことだ。
▼今回、プレスの立場で参加するということで参加費は免除。全ての部会に参加していいという許可まで得た。その上でプレスルームの配慮に感動した。デスクがおかれ、FAXやコピー機が自由に使える。無論WiFi(インターネット端末)接続はもともとホテル内で使えた。ここではコーヒーやドリンクも自由だ。おまけにプレス向けの資料棚があり、古紙ジャーナル用のBOXまで発見した。
▼こうした高級ホテルでの待遇に世界の再生資源業界の興隆をみた気がするし、各地に業界専門誌があることに感慨を覚えた。今回、BIRにプレスとして参加していたのは24社。組織の性格上もあるが、総合的な再生資源を扱うメディアが多いようだった。その中でも、古紙を会社名(媒体名)の冠するのは弊社だけ。希少な存在だと改めて実感することに。
まだデータがありません。
2018年12月10日
コラム「虎視」
ここ数年、明らかに新規の古紙ヤードの開設が減少した。古紙価格が史上最高値を更新しているにも関わらずである。その[...]
2018年12月10日
書評
ニューヨーク在住のエコノミストで、ニューズウィーク等のライターを務めたマルク・レビンソンが2007年に出版した[...]
2018年12月03日
コラム「虎視」
去る11月20日、東京で日中古紙セミナーが催された。約80名の製紙・古紙関係者を招聘し、中国の最新動向に関する[...]
2018年11月26日
コラム「虎視」
11月上旬と中旬に2回、中国を訪問した。11月上旬は、浙江省の山鷹紙業・嘉興工場を訪問後、福建省の廈門で行われ[...]