
▼関東製紙原料直納商工組合は抜き取り防止のキャンペーンに乗り出した。先進国でも古紙の抜き取りが常態化しているのは、日本だけだろう。分別収集でステーションに出された古紙は所有権がはっきりしないこともあって、抜き取りの格好の対象になっている。では所有権が明確な集団回収には抜き取りがないかというと、近年はそうでもない。近畿地区では集団回収の抜き取りが多発している。
▼本紙は昨秋、全国の47主要都市の古紙回収量(集団回収と分別収集の合計)を調査したが、1世帯当たりの回収量は86キロだった。中小都市に比べて主要都市の古紙回収が遅れている。地区別では中部が128キロでトップ、下位は近畿の28キロだった。ちなみに関東は102キロである。中部と近畿に100キロもの差があるのは、①中部では10市のうち6市で分別収集が行われている②近畿の京都、奈良、大阪市は集団回収に助成がないかあっても少なく、同時に分別収集が行われていない③集団回収の抜き取りが中部では少ない-などが原因。
▼名古屋市では集団回収と学区回収と分別収集(紙製容器のみ)の三本立て回収が行われている。いずれの回収にも抜き取りが少ない。名古屋が全国の良いモデルにならないか。
2008年08月25日【石川県の古紙回収】
回収量低く、ごみ有料化で掘り起こし期待
【富山県の古紙回収】
集団回収が76%、分別収集は随契が主流
2008年07月28日【東日本の古紙回収】
全国の回収量のほぼ半分を占める
北海道、圧倒的に集団回収に依存
新聞のネットの回収率は84%(本紙推定)
2018年11月05日【中国向けの輸出価格】
未曽有の超高値圏へ突入
ライセンス切替時が節目か
2016年01月18日【PETボトルリサイクル】
回収量・回収率ともに依然増加傾向が続く
落札単価は二五円(上期)から三八円(下期)に上昇
2018年06月04日【古紙・廃プラ 輸出動向】
東南アジアの港湾混雑が深刻化
ベトナム南部の港で6月から荷受停止へ
2018年12月10日
コラム「虎視」
ここ数年、明らかに新規の古紙ヤードの開設が減少した。古紙価格が史上最高値を更新しているにも関わらずである。その[...]
2018年12月10日
書評
ニューヨーク在住のエコノミストで、ニューズウィーク等のライターを務めたマルク・レビンソンが2007年に出版した[...]
2018年12月03日
コラム「虎視」
去る11月20日、東京で日中古紙セミナーが催された。約80名の製紙・古紙関係者を招聘し、中国の最新動向に関する[...]
2018年11月26日
コラム「虎視」
11月上旬と中旬に2回、中国を訪問した。11月上旬は、浙江省の山鷹紙業・嘉興工場を訪問後、福建省の廈門で行われ[...]