
▼中国の昨年の紙・板紙生産量は前年比20.4%増の4,863万トンだった。2010年には6,000万トンの生産量(日本の倍)に達するとの見方はますます現実味を帯びるようになった。前年に比べて800万トン以上も紙・板紙生産量が伸びたのだから、古紙輸入が300万トン増えるぐらいは驚くに値しないか。今年も紙で180万トン、板紙で285万トンの能力増投資が行われている。ナインドラゴンの太倉2号機をカウントしていなかったので、板紙だけで330万トンの大増産になる。
▼中国で年産100万トン以上の生産能力を持つのは現在6社、今年フワタイが加わるので7社。10万トン以上100万トン以下の中堅企業をまとめたのが4面の表だ。本紙が訪問したり、手元の資料からまとめたものだが、雨後の筍のように新設マシンができているので、中堅メーカー数もどんどん膨らんでいるとみられる。ただ年産10万トン以下の中小零細企業が数では圧倒的に多いのが中国の現実だろう。
▼軌道に乗ったレンゴーや日本製紙の板紙合弁事業と違い、洋紙事業は出鼻をくじかれた。日本製紙が河北省承徳市での合弁事業から撤退する。王子製紙は南通市に単独で印刷用紙の大型工場建設を進めようとしたが、パルプ工場の建設許可がいまだ降りない。
2008年07月28日【東日本の古紙回収】
全国の回収量のほぼ半分を占める
北海道、圧倒的に集団回収に依存
新聞のネットの回収率は84%(本紙推定)
2018年11月05日【中国向けの輸出価格】
未曽有の超高値圏へ突入
ライセンス切替時が節目か
2016年01月18日【PETボトルリサイクル】
回収量・回収率ともに依然増加傾向が続く
落札単価は二五円(上期)から三八円(下期)に上昇
2018年06月04日【古紙・廃プラ 輸出動向】
東南アジアの港湾混雑が深刻化
ベトナム南部の港で6月から荷受停止へ
2008年08月25日【石川県の古紙回収】
回収量低く、ごみ有料化で掘り起こし期待
【富山県の古紙回収】
集団回収が76%、分別収集は随契が主流
2018年12月10日
コラム「虎視」
ここ数年、明らかに新規の古紙ヤードの開設が減少した。古紙価格が史上最高値を更新しているにも関わらずである。その[...]
2018年12月10日
書評
ニューヨーク在住のエコノミストで、ニューズウィーク等のライターを務めたマルク・レビンソンが2007年に出版した[...]
2018年12月03日
コラム「虎視」
去る11月20日、東京で日中古紙セミナーが催された。約80名の製紙・古紙関係者を招聘し、中国の最新動向に関する[...]
2018年11月26日
コラム「虎視」
11月上旬と中旬に2回、中国を訪問した。11月上旬は、浙江省の山鷹紙業・嘉興工場を訪問後、福建省の廈門で行われ[...]