
▼今回、日本の製紙系列の古紙ヤードを調べてみた。欧米では製紙系列の古紙ヤードは多い。米国ではかって製紙、廃棄物、専業で三分するといわれた。最近は製紙系列のヤード数が減っているようだが。一昨年、ロンドンにでかけ、SCAリサイクリング(SCAの子会社)の工場を見学させてもらった。同社は勿論、製紙系列で、8ヵ所で年間50万トンの古紙を集めていた(英国全体の回収量は700万トン)。シェアは7%。
▼欧米の製紙系列のシェアは日本に比べて高い。日本は専業系が圧倒的にシェアを占めているので、製紙や商社が自前のヤードを持つと、反発を買い、古紙が買いにくくなる。例えば月1,000トンの古紙を自前で集めても、1万トンの購入先(複数)を失う恐れがある。
▼過日、福岡に出かけて中国人が経営するリサイクル工場(福岡県糟屋郡新宮町、昨12月にベーラーも設置)を見学させてもらってきた。国内では初めてか。てっきりプレスした古紙を輸出しているのかと思いきや、すべて国内向けだった。社長の蘇氏によると「同工場を買収したのは、廃棄物の収集運搬や中間処理の許可に魅力を感じたから」という。日本人のスタッフを使いこなしながら「リサイクル事業は将来性がある」とも語ってくれた。
2016年01月18日【PETボトルリサイクル】
回収量・回収率ともに依然増加傾向が続く
落札単価は二五円(上期)から三八円(下期)に上昇
2011年02月21日【中国の古紙輸入量】製紙産業の成長以降、初めてのマイナス
欧州勢が軒並み減少、今年は増加の予測
2016年02月01日【アプライズ】龍福社と業務提携、日本から買付強化
PET原料で高付加価値の製品を生産【龍福社】
2018年06月04日【古紙・廃プラ 輸出動向】
東南アジアの港湾混雑が深刻化
ベトナム南部の港で6月から荷受停止へ
2008年08月25日【石川県の古紙回収】
回収量低く、ごみ有料化で掘り起こし期待
【富山県の古紙回収】
集団回収が76%、分別収集は随契が主流
2018年12月10日
コラム「虎視」
ここ数年、明らかに新規の古紙ヤードの開設が減少した。古紙価格が史上最高値を更新しているにも関わらずである。その[...]
2018年12月10日
書評
ニューヨーク在住のエコノミストで、ニューズウィーク等のライターを務めたマルク・レビンソンが2007年に出版した[...]
2018年12月03日
コラム「虎視」
去る11月20日、東京で日中古紙セミナーが催された。約80名の製紙・古紙関係者を招聘し、中国の最新動向に関する[...]
2018年11月26日
コラム「虎視」
11月上旬と中旬に2回、中国を訪問した。11月上旬は、浙江省の山鷹紙業・嘉興工場を訪問後、福建省の廈門で行われ[...]