
▼今年に入りこづか(横浜市)やマツユキリサイクル(生駒市)の古布工場を紹介した。いずれも古布を積極的に回収し、選別しないで輸出していた。当時から選別工場もみたいと思っていたが、実現した。驚いたのはその規模の大きさ。とくに大綿(愛西市)の第2工場は敷地8,000坪もあり、選別、入出荷、保管用の工場棟が4棟も建っていた。選別しプレスした古布の輸出専用のプラットホームもあり、見学当日もコンテナへの積み込み作業を行っていた。
▼大型化したとはいえ古紙ヤードだと国内最大規模が5,000坪程度。古紙ヤードを上回る古布の選別工場に目を見張る。同社は06年にマレーシアに、07年には韓国にそれぞれ古布の選別工場を建設。国内で1次選別(粗選別)したあと、マレーシアや韓国で2次選別(精選別)し、東南アジア各地に輸出されているようだ。つまり国内の選別工場は物流拠点であるとともに輸出基地ともなっている。
▼昨年の古布の輸出量は年間14万トン。選別されたものもあれば、選別されないでプレスされただけのものもあり、輸出される古布の中身は多様だ。またマレーシア、韓国向けの輸出数量が増えているが、これらの国は経由地でもあり、さらに他の国々に輸出されているのが実態のようだ。
2011年06月27日【安田金属】広島市廿日市市の工業団地に8施設を展開
鉄スクラップから総合リサイクル業に発展
2008年02月11日【千葉県の古紙回収】
25万7千トンを回収、集団回収と分別収集で折半
首都圏では最も家庭ごみ有料化進み、半数の市で実施へ
2016年02月15日【古布】
昨年の輸出が過去最多の二十六万㌧
マレーシア牽引、輸出価格は弱含み
2006年05月08日【容器包装リサイクル】
今年度のPETボトルの落札価格、遂に有償に
平成12年のスタート時に比べて、紙とPETは暴落
高止まりのプラスチック、競争原理働かず
2018年07月02日【中国による古紙輸入規制の半年を振り返る】
輸入規制の強化から半年、米国品が狙い撃ち
大手に輸入ライセンス集中も再生パルプに照準
2018年12月10日
コラム「虎視」
ここ数年、明らかに新規の古紙ヤードの開設が減少した。古紙価格が史上最高値を更新しているにも関わらずである。その[...]
2018年12月10日
書評
ニューヨーク在住のエコノミストで、ニューズウィーク等のライターを務めたマルク・レビンソンが2007年に出版した[...]
2018年12月03日
コラム「虎視」
去る11月20日、東京で日中古紙セミナーが催された。約80名の製紙・古紙関係者を招聘し、中国の最新動向に関する[...]
2018年11月26日
コラム「虎視」
11月上旬と中旬に2回、中国を訪問した。11月上旬は、浙江省の山鷹紙業・嘉興工場を訪問後、福建省の廈門で行われ[...]