
▼米国発の金融危機は世界を巻き込み、グローバル化した世界の実体経済に影響を与えつつあるが、再生資源物の輸出価格も例外でなかった。中国経済の驚異的な成長でこれらの輸出価格はすべて高騰していたからである。ピーク時トン7万円に近かった鉄スクラップ価格は2万円台を割り込み、アルミ、廃プラ、ペットボトル、古紙も例外でない。
▼経済の原動力であった輸出は世界の工場として中国に驚異的な成長をもたらしたが、これが止まったことで混乱の輪が拡大。古紙もそのひとつだが、日本の古紙の輸出価格は10月の1ヵ月だけで記録的な暴落に見舞われている。昨年来、200ドル(CIF)、20円(問屋手取り)に乗せていた主要三品が段ボールを筆頭に一気に崩れ、なんと段ボールは一桁台、新聞と雑誌が10円台まで値下がりしてしまった。
▼中国の国内価格も輸入に連動し、毎日百元単位で下がっていると伝える。二度にわたるオイルショック時、日本の古紙はといち、ごいち相場と呼ばれた。10日に1円、5日に1円上がったから。その逆の現象が輸出相場で起こっているとみればいい。段ボールが一桁台に転落したため、国内建値がなんとも高嶺の花に見えるから不思議。古紙の需給関係が逆転した!
2010年05月24日【山口資源】この4年で5ヵ所のヤードをオープン
全量持ち込みで低コストの回収を実現
2008年02月11日【千葉県の古紙回収】
25万7千トンを回収、集団回収と分別収集で折半
首都圏では最も家庭ごみ有料化進み、半数の市で実施へ
2017年02月13日【古紙業界におけるM&A】
今後、生き残りかけた再編・集約が加速か!?
JPによる福田三商の子会社化で
2005年08月08日【和歌山県】
2,000坪を超えるヤードが2ヵ所(はまだ、太陽産商)誕生
ヤード密度(6万3千人に1ヵ所)が高い和歌山県下で
はまだ、ベーラーを2台保有
2017年06月12日【25周年記念の千葉県古紙加工処理協同組合】
共販事業が年間2万トン超に
2018年12月10日
コラム「虎視」
ここ数年、明らかに新規の古紙ヤードの開設が減少した。古紙価格が史上最高値を更新しているにも関わらずである。その[...]
2018年12月10日
書評
ニューヨーク在住のエコノミストで、ニューズウィーク等のライターを務めたマルク・レビンソンが2007年に出版した[...]
2018年12月03日
コラム「虎視」
去る11月20日、東京で日中古紙セミナーが催された。約80名の製紙・古紙関係者を招聘し、中国の最新動向に関する[...]
2018年11月26日
コラム「虎視」
11月上旬と中旬に2回、中国を訪問した。11月上旬は、浙江省の山鷹紙業・嘉興工場を訪問後、福建省の廈門で行われ[...]