
▼三ツ矢産商社長の杉山氏が神奈川県の組合で記念講演し「昨秋の輸出価格の暴落後も中国の古紙輸入が減っていない理由のひとつに中国国内の回収が減っていることが挙げられる。東京製紙原料協同組合が昨11月、北京を視察した報告書によると、北京の古紙ヤードの70%が休業していたという。暴落で回収員の生活が成り立たず、離散しているためだ」と語った。国内製紙は減産と輸入品へのシフト(安いから)で、集めても売れないことが離散に拍車をかけたようだ。
▼中国国内の古紙価格は段ボールでトン800~1,000元(高い時は倍に)が下値。1元13円で計算するとキロ10~13円。中国の物価水準からすると安いと思えないけれど、日本でも1970年代はキロ50円を超えたことがあり、20円台が安定価格といわれた。物価に比べ古紙価格が高く、安くなると業者が離散し、それが古紙の需給調整につながった。集団回収に助成がなく、行政回収がほとんど実施されていなかった時代で、ちり紙交換による民間回収の全盛期だった。
▼中国の古紙回収システムも民間回収が全盛。日本の70年代とみれば、回収員の離散による回収減の状況が目に見えるようだ。中国の国内回収は今後も価格で調整されるのでないか。
2016年10月31日【輸出価格】
米国OCCは二一二ドルまで上昇
日本品は三品とも二〇〇ドル台に
2012年04月02日【米国の古紙】
昨年2,100万トンを輸出し、最多記録を更新
中国向けは68%、日本品との価格差拡がる
2009年10月05日【フジゲン】本格的な蛍光管リサイクル専用工場をオープン
ガラスtoガラス(パナソニック)でマテリアルリサイクル
2007年05月07日【ヤード業者】
企業数(大半は古紙専業者)は全国で1,100社足らず
ヤード数は1,600ヵ所を超える(関東地区に三割が集中)
今年もすでに9ヵ所で新ヤードが開設
2005年10月31日【北海紙管】
逝江省平湖市の紙管工場(05年3月営業運転)で開所式
工場敷地内に古紙・廃プラのヤードを建設
平湖市の営業許可を取得、12月にもオープン
2018年12月10日
コラム「虎視」
ここ数年、明らかに新規の古紙ヤードの開設が減少した。古紙価格が史上最高値を更新しているにも関わらずである。その[...]
2018年12月10日
書評
ニューヨーク在住のエコノミストで、ニューズウィーク等のライターを務めたマルク・レビンソンが2007年に出版した[...]
2018年12月03日
コラム「虎視」
去る11月20日、東京で日中古紙セミナーが催された。約80名の製紙・古紙関係者を招聘し、中国の最新動向に関する[...]
2018年11月26日
コラム「虎視」
11月上旬と中旬に2回、中国を訪問した。11月上旬は、浙江省の山鷹紙業・嘉興工場を訪問後、福建省の廈門で行われ[...]