
▼9月上旬、日本で古紙回収システム研修会が開催され、中国の製紙会社や古紙回収会社など25名が来日していた頃、ナインドラゴンの張董事長が訪日し、古紙問屋を訪問していた。同社の天津の新工場が10月から本格稼働するが、板紙の生産能力はこれで年産855万トンとなった。1,000万トンまで板紙をもっぱら増産するのかと思っていたら、問屋さんに語ったところによると「板紙設備の増強は当面、休止。今後の能力増投資は時期は1、2年先になるが洋紙になる」。
▼シンガポールに本社を持つ製紙企業、APPグループは日本でも知られる。生産拠点をインドネシアから中国まで拡げ、中国では洋紙、板紙から家庭紙まで生産するグループ企業を持つ。総合製紙メーカーともいえよう。一方、ナインドラゴンは親会社が米国最大の古紙貿易会社、チュンナムだが、中国での紙の生産はこれまで段原紙や白板紙の板紙に特化していた。
▼板紙メーカーは古紙利用に長けているので、洋紙分野に進出すればDIP(脱墨古紙パルプ)設備を持った再生紙を手がけるのかどうか。ともあれ、同社の戦略転換は、板紙は内需が拡大しているとはいえ雑貨用包材輸出が激減。このまま増強に走ると過剰生産に陥ると判断したためか。
2016年10月31日【輸出価格】
米国OCCは二一二ドルまで上昇
日本品は三品とも二〇〇ドル台に
2011年12月05日【紙向け古紙消費】
消費を牽引した紙向け、4年連続でマイナスへ
過去3年で100万トン減、今年も60万トン減か
今後は板紙向けが古紙消費の牽引役になる
2009年06月08日【4月の古紙輸出】
全品種で記録更新し、過去最高の56万トン
累計でも前年比5割増の180万トンに達する
5月は余剰玉の減少から40~45万トンか
2006年10月16日【今年の新設ヤード】
関東が最多の7ヵ所(うち横浜が2ヵ所)
中部、近畿、九州で各4ヵ所
7年連続のヤード開設ラッシュ
2016年06月27日【スウェーデン ごみ事情】
廃棄物発生量はEUで八位、家庭系は十二位
生ごみリサイクルが進むが古紙回収は進まず
2018年12月10日
コラム「虎視」
ここ数年、明らかに新規の古紙ヤードの開設が減少した。古紙価格が史上最高値を更新しているにも関わらずである。その[...]
2018年12月10日
書評
ニューヨーク在住のエコノミストで、ニューズウィーク等のライターを務めたマルク・レビンソンが2007年に出版した[...]
2018年12月03日
コラム「虎視」
去る11月20日、東京で日中古紙セミナーが催された。約80名の製紙・古紙関係者を招聘し、中国の最新動向に関する[...]
2018年11月26日
コラム「虎視」
11月上旬と中旬に2回、中国を訪問した。11月上旬は、浙江省の山鷹紙業・嘉興工場を訪問後、福建省の廈門で行われ[...]