
▼神奈川の相模原市で実施する行政回収の入札価格が高止まりしている。3カ所の中間処理施設でベール化したものを売却するが、昨年11月から今年3月までの半期の落札価格はキロあたり18.06円、18.53円、19.09円。いずれも国内建値や輸出価格を数円上回り、落札した問屋が不採算も折り込んだ上で付けた価格だろう。
▼市の担当者は「中国への輸出がストップした場合、ストックできるのかという警告も受けるが、安値で売れば、市民に説明が付かない」と話す。古紙の他、ビンや缶、金属類も含めて①収集運搬、②中間処理、③売却を各入札によって事業者を選ぶが、資源の売却益は五億円程度で、収集運搬と中間処理の委託経費の10億円超をまかなうことは出来ない。事業的にみれば赤字というわけだ。
▼また同市では容リ法にもとづく「紙製容器」と、その他の紙である「雑がみ」を別々に集める。市民には「紙製容器」は紙袋に入れて、「雑がみ」は雑誌の間に挟み排出することを周知。ところが雑多な紙の分別は煩雑さを伴い、市民の負担も大きいという。リサイクル率の向上が建前になっているが、行政、市民、問屋の三者ともに負担が大きいこの回収制度が長続きするのかどうか。
2016年10月31日【輸出価格】
米国OCCは二一二ドルまで上昇
日本品は三品とも二〇〇ドル台に
2012年04月02日【米国の古紙】
昨年2,100万トンを輸出し、最多記録を更新
中国向けは68%、日本品との価格差拡がる
2009年10月05日【フジゲン】本格的な蛍光管リサイクル専用工場をオープン
ガラスtoガラス(パナソニック)でマテリアルリサイクル
2007年05月07日【ヤード業者】
企業数(大半は古紙専業者)は全国で1,100社足らず
ヤード数は1,600ヵ所を超える(関東地区に三割が集中)
今年もすでに9ヵ所で新ヤードが開設
2005年10月31日【北海紙管】
逝江省平湖市の紙管工場(05年3月営業運転)で開所式
工場敷地内に古紙・廃プラのヤードを建設
平湖市の営業許可を取得、12月にもオープン
2018年12月10日
コラム「虎視」
ここ数年、明らかに新規の古紙ヤードの開設が減少した。古紙価格が史上最高値を更新しているにも関わらずである。その[...]
2018年12月10日
書評
ニューヨーク在住のエコノミストで、ニューズウィーク等のライターを務めたマルク・レビンソンが2007年に出版した[...]
2018年12月03日
コラム「虎視」
去る11月20日、東京で日中古紙セミナーが催された。約80名の製紙・古紙関係者を招聘し、中国の最新動向に関する[...]
2018年11月26日
コラム「虎視」
11月上旬と中旬に2回、中国を訪問した。11月上旬は、浙江省の山鷹紙業・嘉興工場を訪問後、福建省の廈門で行われ[...]