
▼時代とともに大きく変化しているのが、商社の古紙取扱量。2000年まではJP、住商紙パルプ、丸紅、加商、兼松の各商社が凌ぎを削った。02年に輸出時代が本格化してからは、加商の商圏を引き継いだ豊通、兼松の商圏を引き継いだ日商岩井が勢力を伸ばす。また外資系商社も勢力を拡大した。しかしリーマンショックによって日本の総合商社の多くは、古紙事業から撤退。豊通は古紙事業から完全に撤退し、住商紙パルプは国際紙パルプ商事に吸収合併された。
▼ところで総合商社という形態は世界的に珍しい。資源メジャーや穀物メジャー、財閥企業は世界中に数多く存在するものの、総合商社という存在は日本独自のものだという。現在、日本の総合商社は大手七社時代と言われている。財閥系の三菱商事、三井物産、住友商事、繊維出身の丸紅、双日、伊藤忠商事、自動車出身の豊田通商の7社である。
▼現在の総合商社は大きな変革時期を迎えている。2000年代から続いた資源バブルは、中国経済の失速と共に終焉を迎えている。原油価格、鉄鉱石価格は軒並み下落し、資源依存率が高かった総合商社は、収益が大幅に悪化した。資源に頼らないイニシアチブを持つことが、各社の課題となっている。
2011年06月27日【安田金属】広島市廿日市市の工業団地に8施設を展開
鉄スクラップから総合リサイクル業に発展
2010年03月15日【2015年中国予測】生産量は1億4,000万トン、古紙消費量は1億トン
国内回収が7割に増加、輸入は頭打ち傾向
2016年08月29日【王子エコマテリアル㈱ 田口満社長インタビュー】
問屋など約400社から古紙調達
米国や大阪等に駐在し、現場主義培う
2018年05月14日【永野商店】
今年3月に北部工業団地事業所を開設
非鉄事業を開始、総合リサイクル企業へ
2009年11月16日【はまだ】阪南リサイクルセンター(尾崎製紙の構内)がオープンへ
機密書類をローコスト回収、パルパーで溶解
2018年12月10日
コラム「虎視」
ここ数年、明らかに新規の古紙ヤードの開設が減少した。古紙価格が史上最高値を更新しているにも関わらずである。その[...]
2018年12月10日
書評
ニューヨーク在住のエコノミストで、ニューズウィーク等のライターを務めたマルク・レビンソンが2007年に出版した[...]
2018年12月03日
コラム「虎視」
去る11月20日、東京で日中古紙セミナーが催された。約80名の製紙・古紙関係者を招聘し、中国の最新動向に関する[...]
2018年11月26日
コラム「虎視」
11月上旬と中旬に2回、中国を訪問した。11月上旬は、浙江省の山鷹紙業・嘉興工場を訪問後、福建省の廈門で行われ[...]