
▼中国の資源ごみの輸入禁止問題が起きてから、初めてメディア取材を受けたーー。容リ協会で記者冥利に尽きる一言を頂いた反面、一般メディアを通じてこの問題が広く伝わっていない懸念も抱いた。今後、中国から資源ごみが逆流すれば、取引価格の暴落やリサイクル率の低下だけでなく、不法投棄といった問題が各地で起きかねないからだ。
▼今年で容リ法が制定されて20年を経た。もともとごみ化していた容器包装を、製造・販売事業者の負担で、リサイクルに回すことが目的だった。想定外だったのは中国の台頭だろう。2000年代に入り、中国が世界中の再生資源を爆買いし、再生資源の価格は軒並み高騰した。容リの入札でもPETボトルや紙製容器は有価での取引が定着。中国の磁力が日本のリサイクル率を押し上げるプラス面もあったが、独自ルートで売却する自治体も一定数残った。
▼ところが、不確実といわれ続けた中国市場がついに反旗を翻したのだ。今後は、全面的な輸入禁止で、独自ルートで処理していたPETボトルや紙製容器は行き場を失いかねず、容リ協ルートへの回帰が進むだろう。容リルートでは、地元企業の育成、事務手続きの柔軟性といった課題もあり、制度の使い勝手が改善されることも期待したい。
2016年10月31日【輸出価格】
米国OCCは二一二ドルまで上昇
日本品は三品とも二〇〇ドル台に
2011年12月05日【紙向け古紙消費】
消費を牽引した紙向け、4年連続でマイナスへ
過去3年で100万トン減、今年も60万トン減か
今後は板紙向けが古紙消費の牽引役になる
2009年04月20日古紙問屋大手3社(大本紙料、宮崎、北海紙管)が業務提携を結ぶ
狙いは経営基盤の強化ときめ細かいサービス
回収エリアは北海道から九州まで網羅
2006年09月18日【SCAパッケージング】
外装ライナーの坪量(1㎡当たりの重量)は105~180グラム
日本に比べて欧州での薄物化、急速に普及へ
2016年09月05日【月別の需給ギャップ】
回収は四月、消費は十月がピーク
需給が緩む上半期は輸出量が増加
2018年12月10日
コラム「虎視」
ここ数年、明らかに新規の古紙ヤードの開設が減少した。古紙価格が史上最高値を更新しているにも関わらずである。その[...]
2018年12月10日
書評
ニューヨーク在住のエコノミストで、ニューズウィーク等のライターを務めたマルク・レビンソンが2007年に出版した[...]
2018年12月03日
コラム「虎視」
去る11月20日、東京で日中古紙セミナーが催された。約80名の製紙・古紙関係者を招聘し、中国の最新動向に関する[...]
2018年11月26日
コラム「虎視」
11月上旬と中旬に2回、中国を訪問した。11月上旬は、浙江省の山鷹紙業・嘉興工場を訪問後、福建省の廈門で行われ[...]