
▼紙の定義とは、「植物繊維を取り出し、水に分散させて水をこし、薄く平らに絡み合わせたもの」。紙が出現するまでは、中国では甲骨や木簡、メソポタミアでは粘土板、エジプトでは植物のパピルスの茎を切って作ったものを記録用として使っていた。しかしパピルスは紙の製法とは異なるので、日本や中国では紙の起源とはされていない。
▼発見されている最古の紙は、一九八六年に中国甘粛省の古墓で見つかったもの。麻の紙に地図が書かれたもので、紀元前一世紀のものと推定され、発見された地名から放馬灘紙(ほうばたんし)と呼ばれている。また以前まで紙を発明した人物と言われていた蔡倫は、紙の製紙法を確立して広めたと考えられている。当時の紙は、麻布、樹皮、漁網等を材料にしたと記されており、製紙法の基本は現在と変わらない。中国で発明された紙は、六〇〇年頃に日本に伝来し、その後シルクロードを通じてペルシャやエジプトに伝わった。
▼今回訪問した太陽紙業の敷地内には、中国版「紙の博物館」がある。二〇一一年に開設したもので、中国で初の本格的な製紙博物館。紙の発明から現在までの製法の移り変わり、昔の紙作りの様子等、光と映像を使った見せる技術で、見学者に紙の歴史を教えている。
2016年01月18日【PETボトルリサイクル】
回収量・回収率ともに依然増加傾向が続く
落札単価は二五円(上期)から三八円(下期)に上昇
2018年06月04日【古紙・廃プラ 輸出動向】
東南アジアの港湾混雑が深刻化
ベトナム南部の港で6月から荷受停止へ
2011年02月21日【中国の古紙輸入量】製紙産業の成長以降、初めてのマイナス
欧州勢が軒並み減少、今年は増加の予測
2008年08月25日【石川県の古紙回収】
回収量低く、ごみ有料化で掘り起こし期待
【富山県の古紙回収】
集団回収が76%、分別収集は随契が主流
2008年07月28日【東日本の古紙回収】
全国の回収量のほぼ半分を占める
北海道、圧倒的に集団回収に依存
新聞のネットの回収率は84%(本紙推定)
2018年12月10日
コラム「虎視」
ここ数年、明らかに新規の古紙ヤードの開設が減少した。古紙価格が史上最高値を更新しているにも関わらずである。その[...]
2018年12月10日
書評
ニューヨーク在住のエコノミストで、ニューズウィーク等のライターを務めたマルク・レビンソンが2007年に出版した[...]
2018年12月03日
コラム「虎視」
去る11月20日、東京で日中古紙セミナーが催された。約80名の製紙・古紙関係者を招聘し、中国の最新動向に関する[...]
2018年11月26日
コラム「虎視」
11月上旬と中旬に2回、中国を訪問した。11月上旬は、浙江省の山鷹紙業・嘉興工場を訪問後、福建省の廈門で行われ[...]