
▼山東省東管市にあるフワタイ(華泰紙業)は洋紙の専抄メーカーで年産能力は80万トン。生産内訳は新聞用紙36万トン、筆記用紙35万トン、その他(ティシュペーパーなど)が9万トン。所有地として1千ヘクタール(約300万坪)を持ち、製紙事業以外に様々な事業を展開しているコングロマリット(複合企業)だった。
▼その同社が年産35万トンの新聞用紙&軽量コート紙の併抄マシンを建設中で、今年後半にも稼働を予定している。同マシンが完成すれば100万トンメーカーの仲間入りをする。中国で6番目の100万トンメーカーと思いきや、すでに黄揮グループが120万トンの能力を持つという。となれば7番目ということになろう。
▼同社の使用古紙は新聞古紙を中心に年間40万トンだが、すべてが輸入。輸入先は95%が米国で、残りは欧州など。日本の古紙はほとんど使用していなかった。同社と並ぶ山東省の大手、チェンミンも日本の古紙をまったく使用しておらず、フワタイ以上に不評(酷評に近い)だった。このように年産能力100万トンを超える中国の製紙大手が日本の古紙を全く使用していない。にもかかわらず昨年は中国向けに197万トンもの古紙が輸出された。中国市場は奥が深い。
2016年10月31日【輸出価格】
米国OCCは二一二ドルまで上昇
日本品は三品とも二〇〇ドル台に
2011年12月05日【紙向け古紙消費】
消費を牽引した紙向け、4年連続でマイナスへ
過去3年で100万トン減、今年も60万トン減か
今後は板紙向けが古紙消費の牽引役になる
2009年04月20日古紙問屋大手3社(大本紙料、宮崎、北海紙管)が業務提携を結ぶ
狙いは経営基盤の強化ときめ細かいサービス
回収エリアは北海道から九州まで網羅
2006年09月18日【SCAパッケージング】
外装ライナーの坪量(1㎡当たりの重量)は105~180グラム
日本に比べて欧州での薄物化、急速に普及へ
2016年09月05日【月別の需給ギャップ】
回収は四月、消費は十月がピーク
需給が緩む上半期は輸出量が増加
2018年12月10日
コラム「虎視」
ここ数年、明らかに新規の古紙ヤードの開設が減少した。古紙価格が史上最高値を更新しているにも関わらずである。その[...]
2018年12月10日
書評
ニューヨーク在住のエコノミストで、ニューズウィーク等のライターを務めたマルク・レビンソンが2007年に出版した[...]
2018年12月03日
コラム「虎視」
去る11月20日、東京で日中古紙セミナーが催された。約80名の製紙・古紙関係者を招聘し、中国の最新動向に関する[...]
2018年11月26日
コラム「虎視」
11月上旬と中旬に2回、中国を訪問した。11月上旬は、浙江省の山鷹紙業・嘉興工場を訪問後、福建省の廈門で行われ[...]