
▼山東省東管市にあるフワタイ(華泰紙業)は洋紙の専抄メーカーで年産能力は80万トン。生産内訳は新聞用紙36万トン、筆記用紙35万トン、その他(ティシュペーパーなど)が9万トン。所有地として1千ヘクタール(約300万坪)を持ち、製紙事業以外に様々な事業を展開しているコングロマリット(複合企業)だった。
▼その同社が年産35万トンの新聞用紙&軽量コート紙の併抄マシンを建設中で、今年後半にも稼働を予定している。同マシンが完成すれば100万トンメーカーの仲間入りをする。中国で6番目の100万トンメーカーと思いきや、すでに黄揮グループが120万トンの能力を持つという。となれば7番目ということになろう。
▼同社の使用古紙は新聞古紙を中心に年間40万トンだが、すべてが輸入。輸入先は95%が米国で、残りは欧州など。日本の古紙はほとんど使用していなかった。同社と並ぶ山東省の大手、チェンミンも日本の古紙をまったく使用しておらず、フワタイ以上に不評(酷評に近い)だった。このように年産能力100万トンを超える中国の製紙大手が日本の古紙を全く使用していない。にもかかわらず昨年は中国向けに197万トンもの古紙が輸出された。中国市場は奥が深い。
2008年07月28日【東日本の古紙回収】
全国の回収量のほぼ半分を占める
北海道、圧倒的に集団回収に依存
新聞のネットの回収率は84%(本紙推定)
2018年11月05日【中国向けの輸出価格】
未曽有の超高値圏へ突入
ライセンス切替時が節目か
2016年01月18日【PETボトルリサイクル】
回収量・回収率ともに依然増加傾向が続く
落札単価は二五円(上期)から三八円(下期)に上昇
2018年06月04日【古紙・廃プラ 輸出動向】
東南アジアの港湾混雑が深刻化
ベトナム南部の港で6月から荷受停止へ
2008年08月25日【石川県の古紙回収】
回収量低く、ごみ有料化で掘り起こし期待
【富山県の古紙回収】
集団回収が76%、分別収集は随契が主流
2018年12月10日
コラム「虎視」
ここ数年、明らかに新規の古紙ヤードの開設が減少した。古紙価格が史上最高値を更新しているにも関わらずである。その[...]
2018年12月10日
書評
ニューヨーク在住のエコノミストで、ニューズウィーク等のライターを務めたマルク・レビンソンが2007年に出版した[...]
2018年12月03日
コラム「虎視」
去る11月20日、東京で日中古紙セミナーが催された。約80名の製紙・古紙関係者を招聘し、中国の最新動向に関する[...]
2018年11月26日
コラム「虎視」
11月上旬と中旬に2回、中国を訪問した。11月上旬は、浙江省の山鷹紙業・嘉興工場を訪問後、福建省の廈門で行われ[...]