
▼本紙の調査によると、全国に古紙問屋は約1,000社・1,850ヤードがある。リーマンショックや東日本大震災の影響でヤードラッシュは一旦収束したが、ここにきて再び新ヤードの開設ラッシュを迎えている。
▼今回の新ヤード開設ラッシュは大手問屋が多く、様々な背景と要因がある。①仕入競争の激化、②一元管理の増加、③国内価格のプレミアム及び輸出価格の高騰、④国内・海外製紙の新マシン稼働による調達量確保ー等。また全国的に問屋のグループ参入が増えているのは、輸出暴落や国内荷止め等へのリスクヘッジや、現在では国内建値で売るよりもプレミアムが何段階も付いている大手問屋に売る方が高い等の理由がある。
▼製紙メーカーに比べると投資額が少なく、商社に比べるとリスクが少なく、また古紙市況が上下する中でも比較的車間距離(利ざや)を取りやすい古紙問屋は、以前から経営基盤が安定していると言われている。また、市街地に多くの土地を保有していることや、商習慣として現金商売(支出は現金、入金は手形)ということも安定要因だろう。今後はグループ化や商社系・メーカー系のヤードが増えることは間違いないが、経営難で廃業するということは考えにくい。
2010年05月24日【山口資源】この4年で5ヵ所のヤードをオープン
全量持ち込みで低コストの回収を実現
2008年02月11日【千葉県の古紙回収】
25万7千トンを回収、集団回収と分別収集で折半
首都圏では最も家庭ごみ有料化進み、半数の市で実施へ
2005年08月08日【和歌山県】
2,000坪を超えるヤードが2ヵ所(はまだ、太陽産商)誕生
ヤード密度(6万3千人に1ヵ所)が高い和歌山県下で
はまだ、ベーラーを2台保有
2017年02月13日【古紙業界におけるM&A】
今後、生き残りかけた再編・集約が加速か!?
JPによる福田三商の子会社化で
2013年01月07日【中国の家庭紙】金紅叶紙業(APPグループ)、首位を狙う
2018年12月10日
コラム「虎視」
ここ数年、明らかに新規の古紙ヤードの開設が減少した。古紙価格が史上最高値を更新しているにも関わらずである。その[...]
2018年12月10日
書評
ニューヨーク在住のエコノミストで、ニューズウィーク等のライターを務めたマルク・レビンソンが2007年に出版した[...]
2018年12月03日
コラム「虎視」
去る11月20日、東京で日中古紙セミナーが催された。約80名の製紙・古紙関係者を招聘し、中国の最新動向に関する[...]
2018年11月26日
コラム「虎視」
11月上旬と中旬に2回、中国を訪問した。11月上旬は、浙江省の山鷹紙業・嘉興工場を訪問後、福建省の廈門で行われ[...]