
▼中部商組の輸出が始まったのは2001年6月から。この輸出価格が段ボール3円30銭、雑誌1円60銭、いずれも問屋の手取り価格。もちろん赤字輸出で、組合輸出のスタート価格が過去の底値でもあった。今2月積み価格は段ボール15円、雑誌15円80銭。いずれも過去最高である。当時に比べて段ボールで12円、雑誌で14円もの値上がり。
▼一方、中部地区の国内建値は01年6月が段ボール7円、雑誌4円50銭。いずれも問屋店頭ベース。現在は段ボール10円、雑誌9円。段ボール3円、雑誌で4円50銭の上昇にとどまっている。劇的に変化した輸出価格に比べると国内価格の上昇はゆるやか。
▼中国の驚異的な輸入増にもかかわらず、古紙の輸出価格は昨夏まで安定して推移してきた。なぜか。日米欧に輸出余力(日米欧の国内回収が増えたことによる)があったためとみたい。逆に中国抜きの90年代の輸出価格は段ボールでCIFトン100ドルを切ったり、瞬間的に300ドルに乗せるなど乱高下していた。
▼ところが昨秋来、他の資源物やエネルギー価格と同様に古紙でも中国が台風の目になってきた。中国が日本にとって古紙の主要輸出国となってから今回のような輸出価格の高騰は、意外にも?初めての経験なのだ。
2016年01月18日【PETボトルリサイクル】
回収量・回収率ともに依然増加傾向が続く
落札単価は二五円(上期)から三八円(下期)に上昇
2018年06月04日【古紙・廃プラ 輸出動向】
東南アジアの港湾混雑が深刻化
ベトナム南部の港で6月から荷受停止へ
2011年02月21日【中国の古紙輸入量】製紙産業の成長以降、初めてのマイナス
欧州勢が軒並み減少、今年は増加の予測
2008年08月25日【石川県の古紙回収】
回収量低く、ごみ有料化で掘り起こし期待
【富山県の古紙回収】
集団回収が76%、分別収集は随契が主流
2008年07月28日【東日本の古紙回収】
全国の回収量のほぼ半分を占める
北海道、圧倒的に集団回収に依存
新聞のネットの回収率は84%(本紙推定)
2018年12月10日
コラム「虎視」
ここ数年、明らかに新規の古紙ヤードの開設が減少した。古紙価格が史上最高値を更新しているにも関わらずである。その[...]
2018年12月10日
書評
ニューヨーク在住のエコノミストで、ニューズウィーク等のライターを務めたマルク・レビンソンが2007年に出版した[...]
2018年12月03日
コラム「虎視」
去る11月20日、東京で日中古紙セミナーが催された。約80名の製紙・古紙関係者を招聘し、中国の最新動向に関する[...]
2018年11月26日
コラム「虎視」
11月上旬と中旬に2回、中国を訪問した。11月上旬は、浙江省の山鷹紙業・嘉興工場を訪問後、福建省の廈門で行われ[...]