
▼㈱ジェーオーピーのホームページをみていたら、「古紙の輸出が増えたことで価格以外にも問題が起こっている、それは古紙の品質が悪くなっていることだ」という内容の話が掲載されていた。この指摘が面白いので拝借して紹介したい(内容については本紙が脚色)。
▼新聞古紙を例にとると、今は国内ではほとんどが洋紙向けに使用されているが、かっては板紙向けが主力だった。古紙業者はきちんと選別したものは洋紙向けに、選別の甘いものは板紙向けに売っていた。昨今の中国向け輸出の新聞の大半が板紙用途なので、選別がかなり甘い。輸出が増えると新聞古紙のグレードが下がってしまうというわけだ。
▼また印刷会社から発生する印刷ヤレ(損紙)や裁落品を例にとると、印刷会社で細かく分けてもらい、さらに業者が選別したものを洋紙や家庭紙が使用していた。ところが輸出する場合は細かく選別しなくてもまとめて出荷すればそれなりの価格で売却できる。印刷会社に仕分けを頼まない業者も出てきているといい、裁落古紙も品質低下が顕著になった。なおジェーオーピーは古紙の輸出入や廃プラ・PETボトルなどの輸出業務を行う商社。社長の永留氏は同社を設立する前は、米国西海岸で古紙の輸出を手がけていた。
2008年12月01日【紙・板紙 日本の生産】
紙の10月生産(91.7%)、単月で最大の落ち込み
過去18年間、紙の生産増が全体をけん引
2026年10月12日【中国・古紙パルプ】
26年10月から輸入規定を改定
厳格化で輸入量は急減するか
2007年02月26日【東日本の主要都市(県庁所在地)の古紙回収量】
関東、中部の両地区が100キロ(1世帯当たり)上回る
前回調査に続きトップは長野市の172キロ
分別収集、未実施は6市(千葉市も実施)
集団回収量、前回より11万トン増
2017年09月25日【三洋商事】
全国7工場で通信機器のリサイクルを行う
一昨年前にリサイクルエイド(無人回収所)を開設
2026年10月12日【段原紙需給】
輸出は11.7%増
国内出荷は0.8%増
2018年12月10日
コラム「虎視」
ここ数年、明らかに新規の古紙ヤードの開設が減少した。古紙価格が史上最高値を更新しているにも関わらずである。その[...]
2018年12月10日
書評
ニューヨーク在住のエコノミストで、ニューズウィーク等のライターを務めたマルク・レビンソンが2007年に出版した[...]
2018年12月03日
コラム「虎視」
去る11月20日、東京で日中古紙セミナーが催された。約80名の製紙・古紙関係者を招聘し、中国の最新動向に関する[...]
2018年11月26日
コラム「虎視」
11月上旬と中旬に2回、中国を訪問した。11月上旬は、浙江省の山鷹紙業・嘉興工場を訪問後、福建省の廈門で行われ[...]