
▼世田谷区の古紙の分別収集(行政回収)において、回収業者12人が古紙を抜き取った控訴審判決で、東京高裁は一審の無罪を破棄し、有罪とした。控訴審判決は事実上の結審となるので、全国的にもこの控訴審判決の意味は大きい。有罪とした判決理由は「持ち去りを禁じた集積所は看板などで明らか。区民の出す資源を持ち去る行為は横取りというべきで、区の管理権や所有権を侵害する」。
▼一審の東京簡裁の判決では12人のうち7人が無罪、5人が有罪で、司法の判断が分かれた。判断が分かれたのは「持ち去りを禁じた所定の場所(集積所)が明確でない」「刑罰を定める条例としては不備」などと条例の不備が問われた。しかし、今回の高裁の判決をみると「持ち去りを禁止した場所はごみ集積所だと簡単に読みとれる。条例は刑罰法規として欠けるところはない」として、条例の不備は問題にならなかった。
▼12人すべての控訴審判決はまだ終わっていないが、年内に順次、言い渡される。10日時点で判決が出たのはふたつ。ひとつは一審の有罪判決を支持し、控訴を棄却(被告は1人)。もうひとつは一審の無罪判決が覆って、罰金20万円の有罪(被告は3人)。この無罪判決が覆ったことで、条例制定の市町村が増える!
2011年06月27日【安田金属】広島市廿日市市の工業団地に8施設を展開
鉄スクラップから総合リサイクル業に発展
2008年02月11日【千葉県の古紙回収】
25万7千トンを回収、集団回収と分別収集で折半
首都圏では最も家庭ごみ有料化進み、半数の市で実施へ
2016年02月15日【古布】
昨年の輸出が過去最多の二十六万㌧
マレーシア牽引、輸出価格は弱含み
2006年05月08日【容器包装リサイクル】
今年度のPETボトルの落札価格、遂に有償に
平成12年のスタート時に比べて、紙とPETは暴落
高止まりのプラスチック、競争原理働かず
2018年07月02日【中国による古紙輸入規制の半年を振り返る】
輸入規制の強化から半年、米国品が狙い撃ち
大手に輸入ライセンス集中も再生パルプに照準
2018年12月10日
コラム「虎視」
ここ数年、明らかに新規の古紙ヤードの開設が減少した。古紙価格が史上最高値を更新しているにも関わらずである。その[...]
2018年12月10日
書評
ニューヨーク在住のエコノミストで、ニューズウィーク等のライターを務めたマルク・レビンソンが2007年に出版した[...]
2018年12月03日
コラム「虎視」
去る11月20日、東京で日中古紙セミナーが催された。約80名の製紙・古紙関係者を招聘し、中国の最新動向に関する[...]
2018年11月26日
コラム「虎視」
11月上旬と中旬に2回、中国を訪問した。11月上旬は、浙江省の山鷹紙業・嘉興工場を訪問後、福建省の廈門で行われ[...]