
▼東北地方のように積雪のある地域では、冬場の集団回収がストップしてしまう。そのため、春先に家庭で備蓄されていた分が一挙に排出されることになる。問屋の扱い量を聞いても、冬場と夏場では大きく変わってくるようだ。
▼これと似たような状況で、PETボトルだと飲料用の用途が大半であるため、発生が夏場に集中する。6月から9月までの発生が年間発生量の6割近くを占めるという。PETボトルは、フレーク状に破砕・洗浄したものがシートや卵パックなどの原料となる。こうした再生利用するメーカーの消費量は、年間を通じてそれほど大きな波はない。つまり、時期によって発生と消費の需給バランスにズレが起きているというわけだ。したがって需給が逼迫する冬場には、PETボトルの市場価格も上がりやすい。
▼一方で容リ協会を通じたPETの入札では、年間契約で1月末に価格が決まる。年間入札では、常に変動する市場価格を織り込むことが難しい。すでにPETは有価物としての取引が定着し、国内外に再生利用の市場も形成されている。輸出を封じ一律契約である協会ルートは市場をいびつにしかねない。処理費を受けて再生利用していた頃とは違い、成熟市場における「安定性」が問われている。
2016年10月31日【輸出価格】
米国OCCは二一二ドルまで上昇
日本品は三品とも二〇〇ドル台に
2013年08月31日【大阪市】初の全域入札を実施、平均単価13円モデル収集は予定量の4分の1と低調
2010年03月01日【19大都市の古紙回収】集団回収が73%を占め、分別収集はわずか27%
堺市が最も多く、集団回収だけで67キロ(1人あたり年間回収量)
2008年03月24日【サイダーン】
機密書類の出張細断車をKYB(油圧機器メーカー)が開発
内蔵ドラムと開閉式テールゲートで自働排出
2006年05月08日【容器包装リサイクル】
今年度のPETボトルの落札価格、遂に有償に
平成12年のスタート時に比べて、紙とPETは暴落
高止まりのプラスチック、競争原理働かず
2018年12月10日
コラム「虎視」
ここ数年、明らかに新規の古紙ヤードの開設が減少した。古紙価格が史上最高値を更新しているにも関わらずである。その[...]
2018年12月10日
書評
ニューヨーク在住のエコノミストで、ニューズウィーク等のライターを務めたマルク・レビンソンが2007年に出版した[...]
2018年12月03日
コラム「虎視」
去る11月20日、東京で日中古紙セミナーが催された。約80名の製紙・古紙関係者を招聘し、中国の最新動向に関する[...]
2018年11月26日
コラム「虎視」
11月上旬と中旬に2回、中国を訪問した。11月上旬は、浙江省の山鷹紙業・嘉興工場を訪問後、福建省の廈門で行われ[...]