
▼9月9日から12日の4日間にわたり上海を訪問。現地の古紙回収の動向と中国メーカーの原料調達に対する姿勢を知りたかったため。詳細は追って特集したいが、特に印象深かったのが現地古紙の品質が格段に上がっていたことだ。スーパーなどから発生する段ボール古紙は異物もほとんどなく、見た目も綺麗な状態。国内品は品質で劣るという定説が覆された。全てとは限らないが、確実に国内古紙の品質は改善している。
▼中国のメーカーが購入する現地の段ボール古紙は、工場着値で1,650元から1,830元。価格の幅は購入するメーカーやグレードの違いによる。一方、日本品は2,000元から2,100元超とのことだった。現地品と日本品で350元以上の開きがあったが、実際、品質の向上を目の当たりにすると、その差は縮まっていくのかも知れない。
▼製紙メーカー2社と現地資本の古紙ヤード1カ所を訪れたのだが、古紙に対する考えは3社3様。製紙メーカーの1社、中隆紙業は日本品を安定的に調達し、もう1社の浙江弘安紙業は国内古紙に特化する。古紙ヤードの上海零始廃紙回收有限公司はナインドラゴンやリー&マンの大手メーカーに販売していた。各社の古紙取引先が対照的で興味深かった。乞うご期待を。
2016年10月31日【輸出価格】
米国OCCは二一二ドルまで上昇
日本品は三品とも二〇〇ドル台に
2012年04月02日【米国の古紙】
昨年2,100万トンを輸出し、最多記録を更新
中国向けは68%、日本品との価格差拡がる
2009年10月05日【フジゲン】本格的な蛍光管リサイクル専用工場をオープン
ガラスtoガラス(パナソニック)でマテリアルリサイクル
2007年05月07日【ヤード業者】
企業数(大半は古紙専業者)は全国で1,100社足らず
ヤード数は1,600ヵ所を超える(関東地区に三割が集中)
今年もすでに9ヵ所で新ヤードが開設
2005年10月31日【北海紙管】
逝江省平湖市の紙管工場(05年3月営業運転)で開所式
工場敷地内に古紙・廃プラのヤードを建設
平湖市の営業許可を取得、12月にもオープン
2018年12月10日
コラム「虎視」
ここ数年、明らかに新規の古紙ヤードの開設が減少した。古紙価格が史上最高値を更新しているにも関わらずである。その[...]
2018年12月10日
書評
ニューヨーク在住のエコノミストで、ニューズウィーク等のライターを務めたマルク・レビンソンが2007年に出版した[...]
2018年12月03日
コラム「虎視」
去る11月20日、東京で日中古紙セミナーが催された。約80名の製紙・古紙関係者を招聘し、中国の最新動向に関する[...]
2018年11月26日
コラム「虎視」
11月上旬と中旬に2回、中国を訪問した。11月上旬は、浙江省の山鷹紙業・嘉興工場を訪問後、福建省の廈門で行われ[...]